アキノギンリョウソウ

アキノギンリョウソウ(秋の銀竜草)は日本全国に分布する腐生植物の多年草で、別名ギンリョウソウモドキとも言う。
その別名のごとく、ギンリョウソウによく似た花をつける。 ギンリョウソウが梅雨のころに咲くのに対し、アキノギンリョウソウは秋9月頃に咲く。 花期以外の違いとしては、アキノギンリョウソウの柱頭が黄褐色(円内写真参照、日影バス停近くで撮影)をしていて果実は刮ハ、ギンリョウソウの柱頭は青く果実は液果という点が挙げられる。
ギンリョウソウの別名はユウレイタケだが、このアキノギンリョウソウも幽霊を連想させる姿をしている。
ギンリョウソウは、高尾山を含め多くの山でよく見られるが、アキノギンリョウソウを目にする機会はずっと少ない印象だ。
掲載した写真は、2018/9/23、もみじ台北側の巻き道で撮影した。

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