山門(御殿門) 城を思わせる立派な石垣と門。 2012/4/20撮影 |
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往生極楽院 国宝の阿弥陀三尊像を安置し、三千院のシンボルとなる堂宇。 桜の花と淡い新緑に包まれていた。 建物の中は、外からの木立を通ってきた自然光とろうそくの柔らかな光だけなので、 阿弥陀三尊像を拝していると、21世紀にいることを忘れるような感じになる。 阿弥陀三尊像は、平安時代末期の1148年に作られたのだから、もう900年近く人々を 見守ってきたことになる。 2012/4/20撮影 |
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来迎院本堂 三千院を出て、呂川に沿って少し登ると来迎院がある。 三千院までの参道脇にはたくさんの土産物屋が軒を連ねているのに、三千院から先には 1軒の店もない。 要するに観光客がほとんど来ないためらしい。 来迎院も天台宗の寺で、平安時代に円仁が創建し、融通念仏宗を開いた良忍上人が再興したと言われる。 ここで良忍上人は、呂川、律川の瀬音を聞きながら、声明を集大成したのだろうか。 現在の建物は16世紀に再建されたもの。 2012/4/20撮影 |
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三千院から少し下ると菜の花畑が広がっていて、大原一帯を見渡せる。 大原は京都の市街地より気温が低いようで、ちょうど桜が満開だった。 2012/4/20撮影 |
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