西を向いて建つ総門
ここでは、西向きに伽藍が配置されている。 門の前に立っただけで、中国風の寺院であることを知らされる。 屋根の上にのっているのは摩伽羅(まから)という想像上の生物で、ガンジス河の女神の乗り物だそうだ。 2013/2/11撮影 |
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総門を抜けると、大きな三門がある。(写真左)
山内の通路は、菱形の敷石を中央に並べた形式に統一されている。 2013/2/11撮影 三門の全景(写真上) |
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三門の先には天王殿がある。
笑顔の布袋尊が出迎えてくれる。 いかにも中国風だ。 2013/2/11撮影 |
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大雄宝殿(だいおうほうでん)正面
天王殿の背後にある建物で、萬福寺最大の伽藍である。 2013/2/11撮影 |
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大雄宝殿内部
もちろん床は畳敷きではなく、瓦敷きである。 2013/2/11撮影 |
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開版(かいばん)と呼ばれる魚板
時を知らせる道具で、右下に見えているバットのような棒でたたくようだ。 2013/2/11撮影 雲板(うんばん)(写真上) 「食事や法要の際、諸堂への出頭を促すために鳴らされる。」とのこと。 下の方に開版が見えている。 |
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巡照板(じゅんしょうばん)
黄檗山の一日は、「巡照板によって始まり、巡照板によって終わる」という。 2013/2/11撮影 |
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普茶弁当
かなり手の込んだ料理であることが、一目でわかる。 精進料理なので肉類はないが、植物性油がふんだんに使われているようで、 和風の精進料理とは違う味わいだ。 すべてが中国風の萬福寺にあって、日本風の松花弁当式の器に盛られ、 割り箸が添えられている。 食事が用意された部屋は、畳敷きの和室にテーブルと椅子であった。 係りの人の応対も大変丁寧で、気持ちよく食事ができたことを付け加えておく。 2013/2/11撮影 |
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萬福寺の塔頭宝蔵院
萬福寺の総門からいくらも離れていない。 後方に見えている鉄筋コンクリートの建物に一切経の版木6万枚が収蔵されている。 もともと宝蔵院自体が、一切経を開版した鉄眼禅師によって版木の保管・印刷のために 建立された。 2013/2/11撮影 一切経版木の収蔵庫 |
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版木収蔵庫内部の様子(写真左)
2013/2/11撮影 現在も手刷り作業が行われている。 窓が小さいのは版木を日光から守るためのようで、 おかげで作業環境は犠牲になっている様子だ。 | |