光照寺(鎌倉市) 2012年 12月
 光照寺(こうしょうじ)は、北鎌倉駅近くにある時宗の寺院である。山号は西台山。
 鎌倉時代の1282年、時宗の宗祖である一遍上人が巨福呂坂から鎌倉に入ろうとして拒まれ、野宿した場所が 今の光照寺だと伝えられている。
 江戸時代には、隠れキリシタンを受け入れていたと言われている。
 花の寺としても知られ、各種の花木が境内を埋めている。
 筆者が拝観しのは12月だったので、花を愛でるには季節が遅すぎたが、その代わり境内は静かだった。
 写真は、PENTAX K-5・DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDMで撮影。


 車道から坂を上がった場所に山門がある。
 山門の欄間には、クルス紋が掲げられている。 九州岡藩主だった中川家の「中川クルス紋」とのこと。 江戸時代に隠れキリシタンを受け入れていたと言われるこの寺の歴史をうかがわせる。
2012/12/02撮影

 各種の植物に囲まれた本堂
 花の寺としても知られている。
2012/12/02撮影

 山門を入ってすぐの場所にある「おしゃぶき」
 「おしゃぶきさま」と呼ばれ、咳を治してくれるご利益があるという。 鎌倉時代にはここに関所があったため、関の神様だったとも言われている。 「おしゃぶき」の向かい側には、子育て地蔵がある。
2012/12/02撮影

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