報国寺(鎌倉市) 2011年 10月
報国寺(ほうこくじ)は、臨済宗建長寺派に属し、山号は功臣山。
竹の寺とも呼ばれている。
報国寺は、1334年に足利尊氏の祖父足利家時(あるいは上杉重兼)が創建したといわれている。
つまり、鎌倉幕府滅亡の翌年ということになる。
その足利家時は報国寺殿と呼ばれていたそうである。
山門から本堂へはよく手入れされた参道が続く。
本堂横で拝観料を支払うと、竹の庭と枯山水の庭園を見学できる。
やはり竹の寺と言われるだけあって、竹の庭は見事なものだ。
ただし広くはない。
庭園を後にして外に出ようとしたとき、外国人観光客と思われる数人のグループとすれ違った。
鎌倉でも割と小さい規模の報国寺にまで、足を延ばす外国人がいることに少々驚き感心した。
竹は、自然状態ではヨーロッパや北米に分布していないので、珍しいのかもしれない。
写真は、PENTAX K-5・DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDMで撮影。