惣門 この門のそばに鎌倉市が建てた説明板があり、「かっては武家屋敷のような境内でした」 という記述がある。 たしかにこの門構えからして、武家屋敷のような雰囲気が感じられる。 2012/6/13撮影 |
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山門
関東大震災で倒壊した山門が元の場所に復興されたのは2011年である。 この山門の屋根も仏殿(左側に見える工事用の緑色幕の中)と同様に屋根に反りが ない。これは英勝寺の建物に共通した特徴とのこと。 屋根に反りがないことは、「武家屋敷のような境内」の印象につながっているのかもしれない。 なかなか堂々とした山門である。 山門の鬼板には、徳川家の三つ葉葵紋が輝いている。 2012/6/13撮影 |
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仏殿
1636年に英勝院によって建てられ、後に現在の建物に改築されたのだろうと言われている。 一見、二層に見えるのは裳階(もこし)付きのためである。 裳階を下から見上げると、蟇股には精緻な彫りが施されているのがわかる。 堂内には、きらびやかに荘厳された阿弥陀三尊像が安置されていて、 正面のガラスの窓を開けて、拝観する仕組みになっている。 2013/1/04撮影 |
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鐘楼(写真左) 袴腰鐘楼は鎌倉では珍しく、17世紀に梵鐘と同時期に作られたと言われる。 山門近くの崖には横穴が掘られ、中に三霊社権現が祀られている。 洞内は暗闇で、入った直後は目が慣れず、なにがあるのがわからなかった。 2012/6/13撮影 |
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庫裡のそばの地面には仏像(よくみるとこの仏像の下部が欠けている)が置かれ、
花が供えられていた。
その上に、ホタルブクロの花が重み(?)で仏像前に倒れかかっていた。
赤いアジサイの花が満開だった。 うしろは庫裡。 2012/6/13撮影 |
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