2021年 春 野鳥

 2021年も、新型コロナウィルス感染拡大後、2回目の春を迎えたが、相変わらず感染収束の見通しが立っていない。
 個人的にも、人の集まる繁華街へ出かけたり旅行を控える生活が続いているので、行動範囲は狭いままである。 普段出かけるのは、運動不足解消のための散歩が主体になっている。 そんなわけで、今回は自宅庭と散歩中に撮影した写真の中から野鳥が写っているものを選んで紹介することにする。 筆者は野鳥撮影に特別な興味を持っていないので、取り上げた写真はほとんど偶然の出会いの結果である。


メジロと河津桜
春、陽気が良くなり、梅が咲きだすと、散歩も楽しくなる。 哲学堂公園(中野区)は、我が家からだと少し距離があるが、歩いて行ける範囲なので、気が向いた時に訪れる場所だ。 この日は、梅と河津桜が目的だったが、ちょうどメジロが吸蜜に来ていた。 昨年も同じ組み合わせの写真を紹介しているが、春らしい光景なので再度取り上げた。
2021/2/27撮影

エナガ
杉並区内の我が家の室内からなにげなく庭を見渡していたときに、見慣れない小鳥に気づき、撮影した一枚。
調べてみたら、エナガという日本で2番目に小さいという可愛らしい鳥だった。 尾が長いのが特徴。 エナガ(柄長)の名前はその特徴から来ているという。 かっては東京での生息場所は多摩地区に限られていたそうだが、最近は徐々に平野部に進出し、23区内でも留鳥化が進んでいるらしい。
2021/2/16撮影

ルリビタキのオス
哲学堂公園内を散策中に撮った一枚。
体上部の青色が印象的である。 名前もこの青色(瑠璃色)に由来しているらしい。
2021/2/12撮影

ハクセキレイ
哲学堂公園では目にする機会の多い鳥。 セキレイの仲間では、ほかにキセキレイも、ときどき現れる。
2021/2/12撮影

アオジ
アオジはスズメと同じか少し大きいくらいの鳥。
東京では秋から春にかけて見られ、夏場は山地に移動するらしい。 我が家(杉並区)に飛来し、その姿に気付いたのは2021年の3月が初めてのこと。 この写真の撮影日を含めて3回目撃している。
繁茂する梅の枝の中に止まっていると、迷彩色の効果か見事に背景に溶けこんでいる。
2021/3/12撮影

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