2019年に出会った蝶
1) ミヤマカラスアゲハ 高尾山 2019年7月

ミヤマカラスアゲハ♂(夏型)
 高尾山の金比羅台で、ヒメヒオウギズイセンの花に吸蜜に来たところを撮影した。
 ヒメヒオウギズイセンの赤い花と、黒を基調とした蝶の翅は、色の組み合わせとして見栄えがいい。 だが、ヒメヒオウギズイセンはもともと外来種とのこと。 本来自生していないはずの植物が繁茂するのは困ったものである。
2019/7/10 PENTAX KP・DFAマクロ100mmF2.8で撮影
ミヤマカラスアゲハ♂(夏型)
 上の写真と同一個体。
2019/7/10 PENTAX KP・DFAマクロ100mmF2.8で撮影


2) アサギマダラ幼虫/蛹 高尾山 2019年


 アサギマダラ幼虫
 花の少ない冬に高尾山を歩くときは、キジョランとアサギマダラ幼虫を探すのが楽しみの一つである。 この日(1月4日)は、稲荷山コースを登って頂上に達し、一丁平まで足を延ばしたのち、3号路を下った。 稲荷山コースの上部では、キジョランが多く、アサギマダラの食痕と思われる丸い穴が空いている葉が多く見つかった。 だが、幼虫は見つからず、帰路に歩いた3号路でようやく幼虫を見つけることができた。 左の写真がその時のもので、幼虫はキジョランの葉裏でじっとしていた。 写真右下の円内は、同じ3号路で見かけたアサギマダラ幼虫によると思われるキジョランの葉に開けられた丸い食痕。

2019/1/4 PENTAX KP・DFAマクロ100mmF2.8で撮影

 キジョランの蕾の上を這うアサギマダラ幼虫
 筆者は夏に稲荷山コースを歩くことはあまりないのだが、この日(7月28日)たまたま歩いていて、登山道脇のキジョランを覗いたら、蕾の上を這うアサギマダラ幼虫が見つかった。
 いつも持ち歩いている一眼レフPENTAX_KPが修理中で、あまり使い慣れていないコンパクトデジカメで撮影したので、撮影に手間取り、フォーカスも若干甘くなってしまった。
 左下円内は、別の日(8月7日)に、稲荷山コースの違った場所で撮影したアサギマダラの蛹。

CANON・G7XMk2およびPENTAX KP・DFAマクロ50mmF2.8で撮影

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