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 高校物理では,波の反射として『固定端反射』と『自由端反射』があることを学びます。
 では『固定端反射』と『自由端反射』は,何によって決まるのでしょうか?

 波を伝える物質(波の媒質)の物理的性質,たとえば密度などが異なる媒質が接ししているとき,その境界面において一般に必ず波の反射が起こり,一部は反射波として反射し,一部は透過波としてそのまま透過していく。その振幅と位相(固定端反射,自由端反射の違い)は,どのような媒質同士が接しているかによって異なってきます。

 本シュミレーションでは,1次元媒質(たとえば弦など)に波が入射したとき,どのような大きさの反射波と透過波が生じるかを,波動理論によるシミュレーションと,媒質各点に運動方程式を立てて得られる数値をもとにした力学的数値解析によるシミュレーションとで確認できます。


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