波動のグラフと波の式・2つの波の合成

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 x軸上を伝わる波の一般式は,

で与えられる。
 このシミュレーションでは,波の式のパラメーター(振幅,振動数,波長)と波のグラフの関係を体感してもらおうというのが主旨です。波の式のどの部分を変えると波がどのように変化するかを実感してください。波が右向きに進むか左向きに進むかは,波の式では単に時間tと座標xが「-」で結ばれるか「+」で結ばれるかだけで決まります。
 また,2つの波を重ね合わせてできる合成波どのようなものになるかも見られます。
 「同振幅,同振動数,同波長」の波が互いに逆向きに進むとき,その合成波は動かないない波,すなわち定常波となります。しかし,振幅が異なるだけで,もう定常波にはならなくなります。振動数が異なるとき,要するにうなりのようなことが起きます。
 まずは,いろいろ触って,楽しんでください。





操作法:   
1.アニメの開始・停止は「Start/Stop」ボタンで交互に行なわれます。
2.「波y2」にチェックを入れると,もう一つの波が表示されます。振幅や振動数,波長の変更は,チェックの入っている波のものが変更されます。
3.「波y2の向き 右or左」ボタンを押すと,交互に波2の進行方向が変わります。波1の進行方向は右向きで変えられません。
4.「y1+y2」にチェックを入れると,合成波が表示されます。
5.「式表示ON/OFF」を押すと,波の式が表示されます。