池袋と目白の谷間に位置する雑司が谷は、不思議な空間だ。 昔懐かしい商店街やレトロな都電荒川線といった庶民的な町並が 年に一度の御会式行事では、一変して、神秘的な異次元空間へと変貌する。 町を歩いていると必ず出くわす猫たち、キザな格好で散歩するオジサン・・・ まるで、雑司が谷を舞台に、住民が演劇的空間を創り上げているように見える。 そして、気づいた時には、散策者までもが登場人物の一人となっているのだ。