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●●「 Ｗｏｒｌｄ Ｔｏｐｉｃｓ 」◇◇◇[平成10年5月28日]☆No.00019☆●●
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☆ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿発行者 所 輝美
☆ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿住所・〒243ｰ0817・神奈川県厚木市王子２ー８ー１
☆ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿E-Mailアドレス：<tokoro@t.email.ne.jp>
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☆♪☆☆☆☆☆☆［目次］☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆♪☆
◇No.1◇モンゴル便り◇モンゴル畜産研究の紹介◇
◇No.2◇牛から頭２つの子牛が生まれた◇モンゴル家畜研究所
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◇モンゴル便り◇モンゴル畜産研究の紹介◇
オルホン種の羊が開発されたその理由
羊産業は我が国にとって重要な産業の一つである。羊産業は昔も今も育種に関わる費
用がもっとも少ない家畜としてどの家畜より優れている。肉生産においてブタは、大
量肉生産が可能のようだが、コストの面から論じますと、羊の場合は、一頭当たりの
費用が他のどの家畜よりはるかに安いのが現状である。
モンゴル在来羊郡はモンゴルの気候に非常に適応した、寒さに強い、特に周年放牧型
であるが、体重が35-40kg、産毛成績が1-1.2kg、さらに太毛が大半を占めているなど
の欠点はある。毛製品を作る際にこのような太毛が使用されないためウール製品およ
びウールの輸出に細毛および半細毛用の羊を開発する必要が我が国に生じてきた。そ
のためロシアから優秀な羊郡を導入し、品種改良に使用することとなった。
こうした計画は、何百または何千年の間自然の影響で増殖したきた、ほぼ原始的なモ
ンゴル在来羊を優秀な羊郡と掛け合わせることによってモンゴル在来羊郡を改良する
基礎が作られ、その後の我が国のウール輸出産業の発展に大きく貢献することにな
る。このような品種改良の開発が我が国の羊農業に新しい時代を生んだのである。そ
のパイオニアとなったのがオルホン種の羊である。
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Copyright RIAH of Mongolia 1997-98
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◇牛から頭２つの子牛が生まれた◇モンゴル家畜研究所
はじめまして。
私はアマルともうします。
モンゴルからの博士課程に在学のものですが、
モンゴル家畜研究所から連絡がありまして、
トコロさんに次のメールを訳して送って下さいとの
ことでした。
その内容は：
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
モンゴルブルガン県にあるエルデネテ市住まいのビャムバスレンさんの
牛から頭２つの子牛が生まれたとのこと。
原因については分りませんが、突然変異による
ものかも知れないということです。
大変つまらないニュースかも知れませんが、
牛の場合は２つ頭の子牛の誕生は例のないことだそうです。
それでは、よろしくお願いします。
A.Erdenechimeg
RIAH of Mongolia
e-mail: riah@magicnet.mn
http://www.mol.mn/riah/
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
上のメールはモンゴルからのメールの内容です。
___________________________________
E.Amaru
Dept.of Biological Resources
The United Graduate School of
GIFU UNIVERSITY.
Ph.D Student.
Present Univ.in Shinshu
Tel: Lab.0265-72-5255 Ext.512
Hand: 010-254-9953
mail: amarerd@gipmc.shinshu-u.ac.jp
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