TOKIのわがまま

〜 第336回 〜

<2021.11.23公開>

消毒ブルース
どこへ行っても、消毒液が準備されている。 トイレに行けば石鹸で手を洗う。 乾燥しやすい手のために、消毒効果のあるハンドクリームも発売されている。 当面続く日常とはいえ、なくなる習慣でもない気がする。

コロナ感染が広まった当初は、何が起こっているのかわからないから、とりあえず消毒を徹底することしか対処できなかった。 自分のため、家族のため、感染しない、させないため、理由はいろいろ。 ジムに行くと、検温と消毒後に入館。 準備された布に消毒液をつけて持ち歩き、使った後のマシンを拭いておくのがルール。 それでも守っていない人もいて、気になるマシンは使う前に一度拭く。 準備された布が化繊でできているせいか、手がガサガサになっていく。 効果があるのかなぁと少し思いつつも、感染者を出したくないからルールは守っている。

「消毒」、「除菌」、「滅菌」の用語は、食生活アドバイサーでもでてくる。 アルコール消毒は「消毒」の方法で、微生物や細菌を死滅また減少させ、感染力のない安全な状態にする。 「除菌」の場合は、有害微生物を除去するだけで毒素までは除去できない。 「滅菌」は強力で、ほとんど死滅させ、ほぼ無菌の状態にする。 よく聞く「抗菌」は、微生物の活動を阻止、抑制するが、滅菌まではいかない感じらしい。 

悲しいかな、最近は図書館で借りた本に少し抵抗が出てきている。 今までは何も考えずに借りた本を読んでいたのに、これ大丈夫かな?って思いもあって、借りた本を読んだ後に手を洗ってみたりしている。 一応図書館には借りる本を殺菌する機械が設置され自由に使えるようになっているし、試しに使った事もある。 これくらいでは感染しないってわかっているんだけどね。 選んでいるときには気にならないけど、いざ読もうと思うと何かすっきりしない。 本屋さんで買った本は気にせず取り扱えるのになぁ。

過剰な消毒は不要だって思うんだけど、今の状況じゃ何ともいえない。 昨年はマスクや手洗いのおかげでインフルエンザの感染も減ったと言う。 効果が無いわけでもないけど、いつまでも防御だけってのも嫌な感じ。 何かが弱くなっていく気がする。

もうちょっと疑わず、明るく行きたいよ。
2021.10.30

 

原作を読む
AmazonPrimeVideoにて映画を9月から9本、そのうち6本を11月に観ている。 ただゲームをして時間が過ぎていくよりも、少しはましかなと思って始めてみた。 ドラマもそうだけど、この10年あまり物語を観ていなかった、観ることを諦めていたから、少し新鮮ではある。

おすすめに出てきてる映画から、気になる俳優さん出演ものを中心に観ている。 なので、生き方であったり、青春もの、ラブストーリーなどジャンルはバラバラ。 ホラー、バイオレンスでなければいい。 映画を観た後にレビューを見ると原作と違いで評価が下がっていたりしている。 私は楽しめたのになぁ。 映画だけでは説明できていない部分はあると感じるし、もうちょっと内容を知りたいなと思うものは原作を読んでみることにした。

原作をよんでみて、映画ってよくできているなって感じた。 原作そのままで映像化できるのがベストかもしれないけど、2時間では語り尽くせない。 原作の内容によっては、ストーリーの大筋は素晴らしいけど、そのまま映像にするには少し魅力が欠けていたり、軽すぎたり、重すぎたりしている。 脚本ってすごいなて思ったのは、エピソードを変えたり、消したりしているのに、ここぞという台詞はちゃんと生かしてあるし、シチュエーションを変えていても、元の世界感は壊していない。 ある映画は、ホラー感が強かった原作だったけど、少しコメディっぽくして誰もが見やすい工夫がされていた。 原作のホラー感が好きだった人には残念なのかもしれないけど、ひとりでも多くの人が楽しめることを考えるのは作る側の選択。 レビューに書いてあるほどの違和感は感じないのだけど。。。

完全なオリジナルストーリーなら、あとから出た原作本が多いので、それほど差がないのだろうか? 原作がどうと言うよりも、その映画を楽しめたかどうか、気になるところがあって原作もよみたいって思えるほど没頭できたか、が今の私の評価基準かもしれない。

気になる映画はまだまだつきないよ。
2021.11.23

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2022/1/1