TOKIのわがまま

〜 第335回 〜

<2021.10.4公開>

ココロのつらさ
なんだか、とても疲れていた。 GWが開けてすっきりするはずが、なんだか憂鬱。 気が乗らないのを無理に動いている感じがしていた。 そんな状態が1ヶ月続いて、処方される薬が増えた。 いろいろしんどいけど、薬が増えたことの方がつらいとも思えたのだけど、、、

不安を抑える薬をもらったのは10年ぶり? これまでは、よく眠ることでストレスを軽減させるのが中心だったし、処方されている睡眠導入剤だって、一時期よりもかなり少なく軽いものになっている。 自分的にはあと一歩で薬から解放されるかもと期待しながらやってきた。 なんだか、頑張って上った坂道を転がり下りた感じ。 確かに、少量だとはいえ効果はあって、自分の中で滞留している考えや片付けが少しは前に進んでいる。 思考が進みすぎると、いろいろ不具合も分かってきて、それがつらい。 飲まないでつらいのと、飲んでつらいのと、どちらか楽な方を選べと言われても、今はまだ選べないなぁ。 飲み続けることになれば、それもつらいんだけど。

今の時期、コロナ渦にいて、コロナへの不安でいっぱい、、、というのが一般的症状なんだけど、わたしはそこまでは恐れていない。 コロナの影響で、いろいろ諦めていく人がいることがつらい。 フルートのレッスンでは小学生の先生、病院付きの薬剤師さんが二人、わたしの4人だった。 小学校の先生は最初の緊急事態宣言のあと復帰はしたんだけど、いろいろココロが折れることがあって、レッスンをやめてしまった。 薬剤師さんは病院付きのため、病院から自粛が言い渡されて、未だ戻れない。 いつものレッスンの時間を一人で死守していたけど、未だ終わりは見えず、一時的に別のクラスに編入させてもらっている。 いつでも元の時間に戻れるようにスタンバイしているけど、わたしが待っていることが、焦りや負担になってしまっても申し訳ない。 でも、戻れる場所は残してあげたいのだ。

仕事のストレスは仕方ないというか、わたしでどうなるものでもない気がしている。 ざっくり言えば、考え方の違いが膨らんでいるだけ。 死ぬまで一緒にいるわけでもないし、方針も変われば、流れも変わるかもしれない。 人それぞれなので違いはあるし、やり方もひとつではないってわかれば、しょうがないって思えるんだけどな。 今はやれることを確実に進めるだけ。

ストレスは共存するもの。 自分のキャパをわかっていないから、バランスを崩してしまう。 どれも大事なコトかもしれないけど、今すぐにはいらないコトは、ちょっと脇に置いてみることをしないといけないんだよね。 いろいろ抱え込みすぎているのは分かっているんだけど、なかなか意識改革は難しい。 ただ逃げるのもなんだか嫌だし。 

答えは出ないけど、助言通りに「楽を選ぶ」ってのはありかもと思えてきた。。。
2021.8.14

 

1日あったら何をする?
自分の命がわずかと知って、世の中から何かを消すこと1日長く生きられると言われたら、どうするだろう? 「世界から猫が消えたなら」を見ていて、ちょっと思った。

映画では本人の希望とは関係なく、モノが消される。 それも、今まで普通にあったものが今までなかったかのように存在しなくなる。 かわりに得た1日を有意義に過ごせたかは、わからない。 モノがなくなることで、大事にしていたモノが見えるようになったのは、有意義だったのか、後悔なのか? なんとなく始まった取引とはいえ、1日の使い方が淡々としているなと思った。 実際、そんなものなのかもしれない。

よっぽどやり残した事がない限り、何かを犠牲にしてまで選択しないだろうなぁ。 主人公のように、不意の病とわかったその日に、明日で最後ですって悪魔(?)に言われても。 引き換えた1日で何をするか、が思いつかない。 最後の手紙を書く? 誰かに会いに行く? 好きなモノを目一杯食べる? 身の回りを片付けておく? なんか、違うんだよ、、、

本当に明日で最後か分からないし、そのままでいる。 それも生き方かもしれない。 選べないから、選ばないともいうかもしれない。 最後とわかっても、いつもと同じようにしか生活はできないと思うし。 それでいい。

何気なく見た映画で考えさせるって、いい映画なんだろうね。
2021.10.4

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2021/10/30