TOKIのわがまま

〜 第305回 〜

<2016.8.14公開>

自動車教習中
さて、とうとう自動車教習所に通いだした。 数日前には仮免許証も取得して、いよいよ明日、路上デビューとなる。 自分の意思で申し込んだのだけど、なんか気持ちが落ち着いていない。 遊園地のアトラクションで車を運転しているような感じというのか、運転技術がついているような手ごたえがない。

学科の授業には出席をしていて、試験も受けている。 テキストに書いてある内容を復習して、試験問題を数こなせば、正解率で手ごたえはある。 選択問題なので、ひっかけ問題のポイントさえ判ればさほど苦労はない。 ある程度は自分のペースで調整ができるので、なんか楽。

技能教習、運転の練習は私には面倒かな。 できないことの方が多いけど、その日やることが決まっているし、時間も限られているため、なかなか改善するところまでの練習ができない。 通っているところは個人練習ができるようなシステムもないので、イメージトレーニングが頼り。 頭の中でやったことを思い出すのって、すごく頭に負荷がかかるみたいで、ちょっとの時間だけでも頭がくらくらしてくる。 今日も出来なかったと反省ばかりしていると、教習車に乗ることが嫌になってくる。

不安な感じで技能教習をうけているから、上達しないし、第一段階の基礎技術でもいくつも補習がはいっていた。 でも、ふえていく補習にはまったく不満はなくて、もう少し練習ができると思って歓迎していたかな。 手ごたえがないまま合格をもらっていたら、不満に感じたかも。 仮免許取得のための技術試験は「落ちた」とおもったので、合格したことがさらなる不安かな。 路上に出るための、自分で納得できるだけの安全な技術はまだ持っていないので、落としてくれた方がよかったとも思うのだ。

社会人経験が長い分、教習所の職員、教官方が、教習生が安全運転できるレベルで無事卒業できるようにバックアップしてくれているのがよく判る。 話の意図も見えやすくなっているから、教えてもらったことが出来ないままでいるのがちょっとつらい。 

若者じゃないので、教習所の職員、教官方には顔と名前を覚えられやすく、変なことは出来なくなっているかも。 それもプレシャーかもしれない。 悪いことはしないけど。
かかる時間は気にせず、出来ることを増やしていくのみだね。
2016.7.30

 

応急救護処置
昨日、教習所で応急救護処置の講義があった。 講義と実技で3時間。 マネキンをつかって心肺蘇生法、心臓マッサージと人工呼吸を練習する。 高校の授業でもマネキンを使って習ったんだけど、知識があってもうまくいかない。

ここ数年、応急救護処置には興味があり、市の講習会が毎月あるのも確認していたけど、申込には躊躇していた。 テレビで処置を知っている人がいて人命が助かったと聞くと、自分一人の時に同じように出来るのだろうかという疑問が沸いたのが理由。 人が急に倒れるようなシチュエーションにそう出会わないから、何も出来ないのは当たり前。 でも、人の命にかかわることだから、何も知らずに救えなかった後悔はつらいかなぁ。

3分間、2人で交互に心臓マッサージと人工呼吸を行うのだけど、すごい大変。 最初は体力があるのでテキパキと動けるけど、2分を過ぎると力が出ない、息が入らない。 実際には、呼吸がもどるまで、長くても救急車が到着する10分くらい続けるのだから、かなり大変。 わずかな実習で腕が痛くなっているようでは、人は助けられないかもしれない。 助かって欲しい気持ちがあれば、気合で乗り切れる?

昔習ったことと違うのは、AEDが出来ているくらい。 あと感染症への対応かな。 止血って手で押さえるだけだったのが、ビニール手袋や袋を手に付けて直接血液に触れないようにするとなっている。 人工呼吸の練習もマネキンにアルコール消毒くらいだったのが、ちゃんと人工呼吸用の携帯マスクってのをつかった。 これも感染防止のため直接口をつけないようにするもので、何かあった時のために持ちあるいておくそうだけど、現実的に持っている人は限られていると思う。 お店や会社でAEDのように常備してくれたらいいのになぁ。 近くの薬局に駆け込めば、商品として扱っているはずなので緊急時には手に入るはず?

講義を受けても、今すぐ人を助けられる自信はない。 誰かが倒れると、多分うろたえるだろう。 わたしが直接助けることはできなくても、だれかに声をかけて救命をサポートすることは、まだできるかもしれない。 実践はないに越したことはないけど、準備はしておきたい。 まずはその第1歩を踏み出した、、、かな?
2016.8.14
  

[History]


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Update : 2016/10/8