〜 第303回 〜
<2016.2.20公開>
マイナンバー |
マイナンバー制度が始まった。 うちへの番号の通知配送は、市が案内していた11月初旬予定から全国的な配達遅延により結局12月初旬になった。 会社での社員によるマイナンバー登録手続きも、配送遅延により締め切りを延期している状態。 わたしの分は年内に手続き完了したけど、なんだかゴタゴタしている感じはよくないよね。 住基カードを個人証明代わり、かつ電子証明としてもつかっていたので、今回の制度によりマイナンバーカードを取得する必要がある。 電子証明がまだ少し期間が残っているので、特に急いでないのもあって、まだ手続きを行っていない。 取得の説明書をみたら、カードを受け取るときにいくつもパスワードを設定する必要があって、住基カードより取得が面倒になっているかも。 カードの使用もまだまだ未確定なまま、ちょっとずれた提案も出てきている? マイナンバーが記載されているカードは普段持ち歩かないのが、パスワードを強化するよりも最前の安全策と思うのだけどなぁ。 ポイントカードとして有効活用するにしても、普段でも落とすこともあるし、盗難にあうこともある。 ポイントをつける際に、裏面に記載されるマイナンバーが他人の目に触れる確率も高いと思うけど。 いや、そもそも各社で行っているポイント制度を国が関わって一元化してしまうのは、商業の自由がなくなっている? うんやっぱり、なんかずれている、、、 税務処理を一元化することでの管理のしやすさと、セキュリティが破られた時の弱さは紙一重かもしれない。 何重もの壁を作っても、それをゲームのように楽しむハッカーは存在する。 強ければ強いほどアタックし甲斐があるようだ。 管理をしやすくすることで浮いた事務処理と、セキュリティを守るための果てしない技術競争にかかる費用。 完璧な防護を信じるよりは、完璧ではないからどう防護するのかを考える方が、安全な得策かもしれないね。 マイナンバー制度により個人のお金の流れが把握されていくとはいえ、把握されて困るような不法なことは今のところないし、お金を盗まれるだけの情報もつながっていない。 クレジットやポイントカードが一体化するのは危険を感じるけど、健康保険が正規に管理されるならば、不正受診も減るだろうから少しは納得はできるかなぁ。 住民基本台帳よりは普及するだろうけど、結局できることが限られてしまうと同じ道を歩むんだろうね。 当面は静観するしかないね。 |
パンやのレジ |
お店のレジが進化している。 いや、進化しているというか、より無機質になったというほうがいいのか? 出会ったのはパンやさん。 自分でパンを選んでトレイに乗せて店員さんに渡して、お金を店員さんに払う。 でも、その店はお金をレジに直接お客が投入する。 券売機で切符を買うような感覚かも。 店員さんはレジに商品の明細を投入、お客さんは表示された金額に問題がなければ「確認」を画面でプッシュしてお金を投入、おつりも受け取る。 店員さんはお客さんが清算を戸惑いながらやっている間に袋詰め。 効率がいいのかどうかわからないけど、なんかちょっと違和感を感じた。 でも、別のお店ではパンの乗ったトレイを指定の場所に置いたら、機械がパンをスキャンして金額を自動表示した。 袋詰めをする店員さんはいるんだけど、あとはレジの操作がわからないお客さんをサポートがメインの仕事? そのうち袋詰めも機械がやって、店員さんは不正をされないか監視するだけになるのだろうか? パンやさんでそれはいやだなぁ。 何年も前からスーパーではセルフレジが導入されているので、感覚的には同じはず? 扱っている商品に違いで、感じ方が変わるのかもね。 焼き立て、出来立て、直売ってところほど、最後に機械的なのはちょっと興ざめ。 お店の雰囲気は最後まで維持してほしいな。 効率的にして価格を抑えますってのもわかるんだけど、見えないサービスってとこでは最後まで人のほうがいいな。 私のわがままでしかないんだけど。 |