TOKIのわがまま

〜 第268回 〜

<2011.5.28 公開>

電気を考える
さて、福島第一原発が大変です。 今の状況が良くなっているのか悪くなっているのかよく判らないし、いつ頃どのように収束するのか判らなくて、なんとも言えない感じかなぁ。

原発事故の影響で、他の原発でも安全面での不安から停止したら再開できない状況となりつつある。 安全面が確保できたら再開とはいえ、状況は厳しいだろうね。 関西でも点検のため停止しているものを再稼動させることが難しくなっていて、電力不足が懸念されている。 企業によるサマータイム実施や朝のラッシュ時間帯の電車運行間引きとかもできているしね。 状況的に仕方ないのもあるし、節電自体は悪いことではないから、利用者の大反発ってのは大きく出てこないと思う。 だけど、通常7時に家を出ているのがより早くなるかもしれないし、冷房を抑えた夏場のラッシュを想像すると、体力的、精神的にきつそうで、今からちょっと憂鬱かな。 こういうときこそ有給休暇の消費だねって思いつつも、仕事の状況を考えると難しいなぁ。 他の人が大量に休んでくれたら、電車だけでも楽になるんだけどさ。

原子力ではない他のエネルギーの利用については前からあることにはあるんだけど、日本ではまだまだ発展途上中。 太陽光や風力、水力はメジャーなとこだけど、火山の近くで地熱を利用した発電もやっているし、バイオマスという廃材を処分する際の熱の利用、波の満ち干きを利用したものも研究中。 ガスを燃やす際の熱を利用したものもあるよね。 どれにしたって、施設をつくるのにも何らかの電力は消費するので、当面はエコではないんだろうけど。 それぞれの方法を実施するにも、何らかの問題はあるしね。 エコという言葉が先行して、致命的な問題が後で表面化するのは避けてほしい。

電気がない生活には、正直戻ることは出来ない。 使う電気を減らすことは、まだ何とかなる部分。 本当に必要なものに電気を使っているのか、考えるだけでも今は大事。 使わなくてもいいものは、ちょっと休憩。 暑いのを我慢しすぎて健康に影響があるなら、無理はしなくてもいいと思うし。

ま、節電も意識からってことかな。
2011.5.28

 

言葉の力
心に響く言葉というのか、サプリ的な言葉ってのは世の中に存在していて、本屋に行けば何か見つかる。 疲れていたり、心がすっきりしないときに目にすると、ちょっと心が楽になる。

最初から考えて作られた言葉もあるし、何気なくいった言葉が誰かを癒すこともある。 難しいも言葉が並ぶよりも、簡単で短いもののほうがインパクトは大きい気がする。 本になっているものなら手元に置いてたまに見ることは出来るだろうけど、通りすがりに聞いた言葉や歌の歌詞、雑誌に出ていたものは、いいなぁと思っても手元に残さないから忘れてしまう。 ちゃんとメモをとっておけばいいんだなぁ、それも忘れちゃうのが残念だけど。

同じ言葉であっても、心の状態によってインパクトは変わってくる。 泣きそうになるくらい心に入る込むこともあれば、さらっと外に流れていくこともある。 同じ歌でも歌い手によって心へのしみこみ方が違ってくる。 声の高さや強さが、自分の好みであるかどうかによるのかなぁ。 単に声がすきってだけかもしれないけどね。

自分で言葉を考えている人もいるけど、あたしには無理かなぁ。 自分には語彙が少ない。 本は読むほうだけど、自分の中に語彙として蓄積されていないから、ぴたっとくるものが思うときにみつからない。 こういうのも、能力のひとつなんだろうね。

いい言葉を見つけていきたいね。
2011.5.28
  

[History]


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Update : 2011/6/25