〜 第241回 〜
<2009.5.10公開>
路線バスに乗る |
用事で地元の路線バスに乗った。 今の場所に引っ越してから10年ほどになるが、駅が近いため路線バスに乗ることがなかった。 駅から30分、ちょっとした旅になる。 バスはゆっくりと駅を離れて、見知った風景から未知の世界へ。 駅周辺のマンション郡とは違って、昔からの家、主に1軒家が立ち並ぶ細い通りを進んでいく。 同じ市内なのに、世界が違う。 田舎と言ってしまえば終わりかもしれない。 見たことはあるけど読み方も場所もわからなかったところをバスの駅として通過する。 バスで動けばこういうところに出るんだなって、なんだかちょっと新鮮。 路線バスを利用する生活は、前に住んでいたところくらいかな。 それでも歩いて10分ほどで駅に出れたのでバスがないと生活が出来ないわけじゃない。 高校もバス通学だったけど、歩こうと思えば歩けたのでバスが必須という感じはあまりわかっていないかも。 でも、あたしの乗った路線は生活の足になっているんだなぁと思う。 歩道もないようなバス停でも、人は待っている。 バスで10分も乗れば、かなりの距離だしね。 大人になってから引っ越すと、家の近辺くらいしか出かけることがない。 学生なら、友達の家にいくことで出歩く範囲が広がるんだろうけど。 車に乗るようになれば、バスで大回りしなくても目的の場所へいけるから、今回のようなところはやっぱり通らないだろうな。 目的地に近づくとまたマンション郡になるんだけど、ここまで来た町並みって、なんだか悪くないかも。 駅近くに住むことに慣れているから、そこで生活するっていうのはちょっと考えられないけど。 交通がしっかりしていれば、バスで移動がメインの生活もあんがい問題ないのかもしれないね。 30分は長いようで、短いものでした。。。 |
生きがい |
生きがい。 生きていく糧となるもの。 さて、あたしにとって生きがいってなんなの? メンタルクリニックで「治ることに躊躇している感じがする」と言われたのがそもそもの考えるきっかけ。 最近は確かに気分的に調子がいいのが続いていて、自分でも薬を飲むの止めれるんじゃないかなってくらいに思っていた。 だけどなぁ、何か違うんだよなぁって思うところも少しある。 何が足りないんだろうって思っていて、最近思い当たったのが生きがいだった。 何かのセミナーで生きがいについて話を聞いたことがあるなぁ。 人との関係で生きがいを感じるとかだったかな。 自分という存在を認める誰かを意識することで生きがいが生まれるとか。 誰かの役に立っていると意識できることってのが必要? うーん、、、あんまり覚えてないけど、今のあたしには必要な話かもしれない。 自分の子供が要れば、その成長を見届けることが生きがいとなるのかもしれない。 仕事も社会の中で何らかの役に立つことを意識できれば生きがいなのかも。 役には立たないかも知れないけど、何かの目標があってそこに向かっていくことも生きがいかな。 今の自分は、どうしたいのか判らないまま。 仕事も今後どうしたいのかわからない。 役に立っているように感じない分、辞めたほうがいいのかなぁなんて思うけど、今はまだそう思うこと自体正しいのかもわからない心理状況で結局辞めることも出来ない。 プライベートも特に変化なく自分では不自由はない気がしているけど、これって楽しいのってじっくり考えるとなんだか不安な気もしだしたり。 親が介護必要になんてなったら、仕事は今までのように行かないし、家の中のことしか出来なくなっちゃうかも。 そのうちお金も使い果たしちゃったら、あたしの人生って結局なんだったの、何にも残らなくなっちゃうの? これってつまらないよね。 あたしの人生の先には不安はあるけど、生きがいはないよね。。。 どうしようって思っても、はいどうぞって目の前に現れるような簡単なものじゃない。 生きがいなんて考えなくても、幸せに生きている人はいくらでもいる。 そのうちこれが生きがいですってものに出会うかもしれない。 不安に感じることは準備しておきなさいって神様からの予告状で、今から準備しておけば、少しは楽になるかもしれない。 案外、悩むほどのことでもないのかもしれないね。 ないよりはあったほうがいいけどさ。 あんまり深刻に考えないほうがいいのかも。 |