〜 第218回 〜
<2007.12.1 公開>
電車の窓 |
地元の電車の車体が順次新しくなっている。 新しい車両に乗るのは、なんとなくうれしい。 でも、気になることに、窓のガラスが青緑色なのだ。 なんとなく外の風景が暗くみえる。 車窓の風景がすばらしいのなら、かなり問題かもしれない。 でも団地やマンション、民家が主で、電車と平行して電車が走っている箇所も多い。 景色なんてのは、街中ではあんまり重要視されないのかも。 逆にプライバシーとかで、家の中まで見えちゃっているようなとこは少し見づらい方がいいかな。 何気に窓の外から家の中の生活が見えちゃうのって、見てしまったほうもどうしていいのかわからない。 それでも地元では、建物が途切れた箇所で遠くに山並みが見えたり、大きく広がった空が見えたりはする。 こういうときに、色の付いたフィルターで見なきゃいけないってなんとなく嫌だ。晴れ渡ってきれいに見える景色が、なんとなく暗い感じでしかみえない。 夜だったらそんなに違和感はないんだけど、やっぱり日中だとなんか残念な気持ちがする。 電車の窓は必要なのって考えてみれば、別に走行上必要ってわけでもないだろう。 景色を楽しむって思うと、地下鉄では景色がない。 見えるのは暗闇と駅だけ。 ラッシュの時には窓を開けて風を社内に送り込むのに必要かも。 ガラスだから込み合っている状況もみえるけど、、、 外がちゃんと見えることは重要ではないけど、まったく外が見えないと閉塞感があって、長く乗っている人にはあんまり精神的によくないかもしれない。 窓は存在することに意味があるとか? 新しい車体で、多分窓にもUVカットとかしているんだろうけど、でも透明なガラスがいいなぁと乗車のたびに思ってしまうのだ。 |
図書館での出会い |
何気なく行った図書館で本をだらだらと散策して、目に留まった本を中心に借りてみる。 たくさんある中で目的もなくうろうろして目に留まるってことは、何らかの直感があるんだろうなと最近は思うようにしている。 何か借りようと思っていっても、決めていたものや、目に留まった本がなければ帰ってくる。 気になる本がない中で何が何でも借りてやる!って必死で読む本を探すのは、結構大変。 図書館ってうろうろしだすと思ったよりも大きな場所だ。 同じ場所を行ったりきたりするだけでも、疲れてしまう。 その上、棚に並らんだ本のタイトルを1冊ずつ追っていくのは、かなりの重労働。 こういうときは出直したほうがいい本に出会う確立は高いかも。 図書館といっても、目に留まった本が次に行ったときも出会える確立は少ない。 とくに売れ筋の本であるなら、出会ったときに借りないと次に出会うまで何ヶ月もかかってしまう。 たまたま戻ってきている本がたまたま目に留まる確立って低いと思う。 そこであきらめると、なかったときの後悔が大きい。 これは借りるしかないって、つい思ってしまうのだ。 今日行ってみて、前回あきらめた本がやっぱりなかった。 大きな後悔まではいかないけど、ちょっとは残念って思っている。 目に留まった本てのは、無意識に自分が興味を持っている本なのかも知れない。 もし今日あったとして、今日も目に留まったかは微妙なとこ。 でも覚えていたってことは、まだ興味があるんだろうね。 ふと思い立って図書館に行こうってとこから、直感ってのは働いているかもしれない。 目に留まったような気がして、実は本に呼ばれたのかもしれない。 普段行かないような棚に脚が向かって、思わぬところの本に目が留まることもある。 うーん、あたしの意思というよりも、やっぱ本に呼ばれているのかも。 やっぱ、図書館っておもしろい、、、 |