〜 第208回 〜
<2007.5.19 公開>
落し物は憂鬱 |
ジム帰り、ハンドタオルがすこしぬれていたのでカバンの上に引っ掛けた状態で歩いていたら、途中で落ちしてしまったらしい。 落としたことに気付いてからすぐに探しに行ったけど見つからなかった。 自分の駅に着いたときに、引っ掛けただけだから落とさないようにしなきゃとカバンの上にあることをしっかり確認したので、駅構内から寄り道したショッピングセンターまでには必ずあるはずなんだけど、、、 翌日思い当たる場所で落し物の問い合わせをしてみたけど、出てこなかった。。。 すごく思い入れの深いものってわけじゃないんだけど、自分のものがなくなってしまうっていうのは、なんだか気分が落ち込む。 去年の年末にもハンカチをなくして、なんとなく気分が落ち込んだっけ。 無理やり思い入れを作るのなら、初めてジムに行ったときに持っていったハンドタオルってことかなぁ? 同じようなタオルは何枚もあるし、1枚なくなったくらいで困ってしまうことはないんだけどね。 時計を付け忘れたときにも、忘れてきたと思うよりも途中で落としたんじゃないだろうかって思ってしまって、自宅にあるのを確認するまでとっても不安だった。 新しい物をつぎつぎと買いこむ執着心はないかもしれないけど、いったん持ったものに対してはすんごく執着してしまうのかも。 特に人からもらったのだったりしたら、誰からもらったか忘れていても、捨てづらい気持ちになることがある。 自分の決断で手放すのではなく、不意にいなくなってしまうから、落し物をすると憂鬱になってしまうのかも。 小さいときにバスに置き忘れたパンダのパズルはちゃんと戻ってきたし、高校のときに落としたバス定期も数日後には戻ってきてた。 落としても戻ってくることはあるってちょっと期待もするけど、価値のないどこにでもあるハンドタオルなんて、そのままゴミ箱行き? 不注意でゴミにしてしまったこともなんだか憂鬱、、、 誰かが拾って自分のものとして使っているって思うのもなんだかなぁ。 あー、落ち込む、、、 でてきてくれないかなぁ、、、ハンドタオル、、、 |
食の恨みはこわい? |
去年まで田んぼだったところが、いつの間にか整備されて住宅用の売り地となっていた。 ここ数年、その田んぼ周辺では斜面を切り崩して住宅が建っている。 とうとう田んぼも買い取られちゃったみたい。 田舎に行っても、田んぼは年々減っていて住宅が次々と建っている。 日本の食料の自給率は先進国中でもかなり低いらしい。 主食の米ですら、自給率はそれなりに確保されているようであっても、米を食べることが減っているためか、以前に比べたらかなり少なくなっている。 スーパーに並んでいる野菜も安いと輸入物。 外食については安いものはかなりの確立で輸入品を中心に調理されているのだろう。 日本は輸入で成り立っていますって社会で習ったっけ? でも、それって胸張って自慢できることでもないんだけど。 昔は輸入に頼っていても、間近に迫る危機見たいなのが感じられなかった。 だけど、何か問題が起これば、−たとえば災害だったり、不作だったり、戦争だったり−、その国からの輸入がとまるだろうし急に依頼された国にしても量の確保は確実ではないだろう。 その問題ってのが、昔に比べると発生確率は上がっているのかもしれない。 バイオエネルギー、石油の代わりに植物を燃料にするってのが大きな力を持ってきている。 燃料になるものは価格上昇するから、農家はどうしてもお金になるものへと作付けを変えてくる。 特にアメリカは顕著に現れているようだ。 まだ直接食生活に大きくのしかかってくるほどの影響は出ていないけど、ジュースやマヨネーズ、飼料の価格上昇だけじゃすまなくなるのかもしれない。 作りすぎた野菜を価格調整で廃棄していたけど、ある意味他のものも自国でまかなえるだけ作ろうと思えば作れるんじゃないのって思ったりもした。 作らないことにお金を出すんなら、作ることにお金を出すってことも出来るはず。 輸入に頼っている主なものくらいは、自給率を半分以上に引き上げる必要ってのはあるんじゃないだろうか? ちょっとでも価格高騰したら作物が簡単に略奪されてしまう世の中では、本当に困ったときにどうなるのか考えるとちょっと怖いかも。 何かあったときのためとかって自衛隊の問題をあげるけど、まず食の確保ってのは最優先に考えるべきじゃないのかな? 食の恨みはこわいと思うよ。。。 |