〜 第196回 〜
<2006.10.28 公開>
産むか産まないか |
同年代の友達に子供が出来た。 話をしていて、産むんなら今のうちだよって話をしていたんだけど、今のところ自分としては、産む予定も産む決意もまったくない。 どうするのってたずねられても、「産まないから」としか今は答えられない。 だけどやっぱり、子供を産むか産まないか、年齢的にそろそろ判断の瀬戸際に来た感じ。 雑誌を見ていても、産みたい思いと仕事や環境のギャップってのは年を取るほど切実になっている感じ。 思うように保育所は使えないし、子供の予定と仕事の予定はうまくいかない。 ある程度のキャリアを積んでいる人ほど、仕事との調整で苦しんでいる。 職場にしても「子供がいるから」って簡単に済まされるとこってのはまだまだ少ない。 少子化対策とはいっても、まだまだ現実離れしていて、本当に対策となるのもかなり遠くの未来だろう。 国の政策なんて待ってられないってのが本音かも。 産婦人科での出産が出来ない病院も増えてきて、安心して産めるとこも少なくなってきている。 産んでも小児科も減っているから子供を安心して育てられない。 生活がかかっている状態で働く人には、今の世の中、子供を産むことは生活苦を意味するのかもしれない。 もっと現実を見てって感じ? 多分、結婚するってことは、意外と簡単に出来るんじゃないかなって思う。 大抵の場合結婚には子供を産んで育てていくってことが付いてくるから、なんだかいろいろ大変そうって思って腰が引けるのかも。 多分、自分的にはこっちの感じかな? なにが何でも貫きたいキャリアももっていないから、家のことをして、子供を育てて、仕事もしてとがんばるだけの強さがない。 子供を育てるってことに、必要以上に困難な思いを持っているだけかもしれないけど。 多分、現状では産む事はないと思う。 今後どのようになっていくのかわからないから、絶対産まないとは考えていない。 出来たら出来たとき。 また考えていけばいいのだから。 |
もどるところは |
元いた吹奏楽団の演奏会、「追憶のテーマ」が演奏されていた。 この曲って、今指揮している先輩と中学の時に演奏したっけ、譜面は違うけど、、、 でも、このフルートの音の入り方は覚えている。 たぶん、演奏したはずだ。 そんなことを考えていたら、なんだか涙がこみ上げてきた。 曲に感動したというのではないのがちょっと申し訳ないのだけど、、、 その前に演奏した曲は、吹いてみたいなってちょっと思っていた曲。 というより、2部に演奏された曲自体、どれもどこか心引かれる曲だったのも原因かもしれない。 それでも、今すぐ楽器を吹きたいって思わないってのがちょっと不思議だったりもする。 それでも、去年に親指の関節を骨折した後、あまりに力が入らなくて、関節に力がかかると痛むし、やめたとはいえフルートがふけなくなるかもしれないって現実が目の前にあったのも事実。 今年になって楽器を何年かぶりに引っ張り出して下手なりにも音が出たことは、ちょっと安心した感じかな。 ここ最近は、腰が痛んだりするのが腹筋が弱ってしまって背が反りすぎているからかもしれないといわれ、でも、足の関節を痛めているから、運動して腹筋をつけることは今は無理。 となると楽器が一番? 結局ここに戻るのかと、ちょっと自滅した感じ。 吹奏楽団の先輩方に「もう吹けないかも」とかいわれて、一緒に演奏出来る期間が短くなっている現実。 フルートがも吹けないかもってとこまで気持ちが落ちて、でも何とか大丈夫って安心してしまっていて。 ただ楽器が吹けることだけが楽しかったころの事を思い出したらなんだか涙がこみ上げて、なにやってんだろうって思ったりして。 今の体力不足を補充するには楽器が一番適していて、、、 もし、運命ってものがあるのなら、まわりはもう準備ができているんだよ、きっと。 ここまでわかっていて、やっぱり楽器に戻るのは足が重い。 楽団でなくても、個人の趣味で始めればいいんだよ。 でもやっぱり、気が重い、、、 *<2006.11.4 追記> どっちにしても、足の治療で「横座り」禁止令が出てしまったのだ。 自然と体をひねるような体勢になるフルートはもちろん禁止になるんだろうねぇ、、、 |