〜 第189回 〜
<2006.6.4 公開>
詰め込み中 |
ここ数ヶ月は、いろんなことを頭に詰め込んで、もうそろそろ限界かもとちょっと不安だったりする。 だけど、まだまだ頭に入る年齢だと先人たちに言われると、もうちょっとがんばってみるかと思う。 汎用機という大きなコンピュータに関わることしかやってないから、オープン系といわれるクライアントサーバー系とかWeb系なんかのシステムについては、言葉は聞いていても実際にシステムを作るとこまでの実力がない。 それを付け焼刃じゃないけど、短期間で新入社員教育並に次から次へと詰め込んでいこうとしている。 新入社員ほど、柔軟な頭はないから、一度内容に詰まるとなかなか前に進まない。 あれこれ詰め込んでいるうちに、最初にやったことがあいまいになって、またやり直し? 目新しい内容なので長い間あれこれとやっていることは辛くはないけど、あえて辛いのは自分の記憶力のなさ? 新しいものを入れると古いものが抜け出ていく、ところてん状態がいいのか、ある程度は吸収するけど、要領がいっぱいになったらそれ以上は受け付けない、だけど、何かのタイミングでストレスがかかるとそのほとんどが消えてしまうスポンジ状態がいいのか? 多分どちらもあんまりよくはないけど、今の自分はこのどちらかに入ってしまう気がする。 記憶をうまく圧縮して保存できるのが一番なんだけど、、、 脳トレが流行っているけど、これだけ頭を使っていたらまだ用はないかもしれない。 集中すると疲れているのがなんとなくわかる。 ここ数年とは頭の使い方が違うというのか、久々に頭を使っているって感じが少し心地よい。 落ちた集中力も戻ってくれると助かるのだけど。 今がんばらなきゃって心のどこかで思う気持ちもあるし、なんとなくでも前に進んでいる気がする。 オープン系の知識は、覚えたときにはもう古くなっていることもあるから、今まで以上に気が抜けないかもしれない。 いろいろあって大変だけど、前々から漠然と考えていたところへちゃんと向かっている気がするのだ。 時間はかかるかもしれないけど、ちゃんと目的へ着くと信じて。 |
元上司の死 |
数年前に退職した元上司が亡くなった。 退職していなかったら、まだまだ社内で現役の世代。 年賀状のやり取りはあったものの、ここ何年か会っていなかった。 他の方と、最近どうしているんだろうねと話をしていたところだった。 突然の連絡に、なんだか落ち着かない。 元上司とはいえ、付き合いは入社からずっとなので、かなり長い。 入社して何年かは組んでシステムを作っていたので、元上司の下でのOJTだったともいえる。 課や部がまったく異なる期間もあったけど、それでもまったく目の届かない場所にいるということはなかった。 社内ですれ違うときには「がんばってるか」「元気にやってるか」といつも声をかけてもらった。 退職されても、ホームページを見てもらっていたりしてた。 いつまでも心配をかけてばかりだったかもしれない。。。 昔の仲間が集まって、ちょっと大きめの飲み会がしたいなって少し思っていた。 思ってはいたけど、なかなか計画を実行できなくてずるずると先延ばしに指定なのが、ちょっと心残り。 たぶん、ここ数ヶ月はお誘いしても、体力的に無理だったかもしれないけど。 約束じゃないけど、期待されていたことにまだまだ答えが出せていないなって感じる。 主任試験を受けて昇格すること、○。 情報処理の試験に受かること、×。 もっと人の輪の中にはいっていけるようになること、×。 フルートをやっていた時にも応援してくれていたけど、いまの状態では×。 もう、報告することも出来ない。 情報処理なんて、ここ数年、本当にまじめに勉強していたんだろうか? あまりに落ち続けて、勉強すらあんまりしなくなっている気がする。 なんとも、情けない。 自分の中のシステムの考え方は、元上司の影響も大きい。 ただ、今の状況では、そのシステムの考え方すら反映できないようになってしまった。 異動した先が悪いわけじゃないけど、今のままでは何も発揮できないかもしれない。 今やっていることも嫌なことじゃないし、たぶんずるずると続けることになるかもしれない。 5年後の自分は何をしたいのか考える機会が今あるのだけど、プログラム開発を発展させただけのものならば、やっぱりダメかもしれない。 お世話になった方が亡くなるというのは、悲しいし、さびしい。 それでも、自分は何かを学ばなきゃいけない気もする。 多分、それが今出せる答えだ。 |