〜 第170回 〜
<2005.7.17 公開>
不安定な世の中 |
毎日がだんだん不安定になっていて、いつの間にか、いつ命が終わってしまってもおかしくない世の中になっている。 全てが一時の迷いなのか、現実の世界なのか、よくわからない。 世界が平和になってきているはずの世の中で、また大規模なテロが起きている。 偶然にも災難を逃れた人もいれば、その日に限って運悪く災難をしょってしまった人もいる。 人が絡んだ大きな災害は他人を信じる気持ちを低下させる。 不安に思う気持ちはエスカレートすると、また新たなトラブルを起こしかねない。 大規模なテロでなくても、人を不安にさせる事件ってのは増えている。 普通の人や善人って思われている人が事件を起こすと、なにか引っかかるようなこと、やけに厳重にされた手荷物を持っているとか、夜道で静かに近寄ってくる自転車とかに出会うと、この人は大丈夫なのかなってちょっと不安になったり。 いままでは気にしていなかったことが、妙に引っかかってしまうこともある。 たぶん、自分自身も何らかの疑いをかけられているかもしれない。 こんな不安な世の中だから、宗教に頼ってしまう人もいるだろう。 宗教内の結束が強くなればなるほど、なんとなく、他の人たちに対して信頼する証拠ってのを見つけられなくてだんだんと閉鎖的になっていくこともあるのかもしれない。 そんな思いが、宗教差別や形を変えた人種者別みたいなのを生み出してしまうのなら、結局トラブルの種は自分たちの中にあるんだって思えない限りは、一時の平和をつかめても、大きな形では平和には近づかないような気がする。 世の中で起こっているトラブルの原因の大半は、不安な気持ちだと思う。 不安になった気持ちを消すために、他の人を不安におとしても、結局は不安な気持ちが移り変わっただけで、また自分のところに戻ってくるかもしれない。 不安な気持ちから自力で解放される人もいれば、どうしようもなく抱え込んでいる人もいる。 具体的なことはわからないけど、でも、なんだか、不安のもとって単純なことなのかもしれない。 宗教であっても思想であっても構わないから、他を傷つけることなく、世の中の人が不安な気持ちから開放されるような何かが出てきて欲しいって、ちょっと思う。。。 |
帽子 |
最近、帽子を買ってみた。 帽子をかぶる習慣はないけど、日が当たる時間帯に外に出ることがあると、帽子ぐらい持っていたほうがいいかもしれないと思っていたのだ。 帽子って、中学校の時に遠足などのときに持っていくために買った白いチューリップハットが強制的に使用させられた最後かもしれない。 中学の体育の時は女子は紅白の鉢巻だったし、高校では特に使用した覚えがない。 一番長く使ったものってのは、小学校の赤白帽だろう。 幼稚園も麦藁帽子が主で、運動用の白い帽子があったかなかったか? 麦藁帽子とか、ベレー帽とか、ニット帽とか、いままでにもいろいろ流行りはあったけど、かぶって外に行ったことはほとんどない。 過去にカンゴールのベレーが欲しくて手に入れたものの、数回使用しただけでクローゼットの奥に眠っている。 ニット帽も自作のものがあるけど、未だ未使用状態。。。 冬の寒い日に帽子をかぶっていたら暖かいだろうなとは思うけど、なかなか実行には移せない。 着ている服のイメージとなんだか合わない気がしてしまう。 通勤に帽子のイメージがわかないのだ。 世の中には上手に帽子をかぶっている人もいるから、まったく似合わないものでもないはずなんだけど。 選び方なんだろうね、きっと。 まぁ、買ってみた帽子もどこまで使えるのかちょっと疑問だけど、休みの日くらいは活用できるようにしたい。 |