TOKIのわがまま

〜 第162回 〜

<2005.3.13 公開>

嗜好の変化
去年あたりから、嗜好が変わってきている。 脂っこいのが苦手になったとかなら、年のせい?とも思えるのだけど。。。

普段は紅茶に砂糖を入れなきゃ飲めない。 だけど、去年の年明けくらいからは、急に砂糖抜きの紅茶が飲めるようになり、休みの日の朝は紅茶をいれて始まったり、仕事の休憩がてら紅茶を入れるようなことが1年も続いていた。 でもこれは去年のことで、今年になってみて、やっぱり紅茶は砂糖入りじゃないとって思う日があったり、紅茶に固執するようなこともなくなった。 確かに砂糖抜き紅茶でなくても大丈夫なんだけど、今度は苦手なコーヒー系、特にふわふわのカフェラテ系に嗜好が移っているといったほうがいいのかもしれない。

普段はお茶さえあればいいやって思うほうで、紅茶やコーヒーを毎日飲むようなことはまずなかった。 だけどここ数年は、毎日のようにお茶でない何かを1度は飲んでいる気がする。 インスタントとはいえコーヒー系なんて自分から飲もうと思うなんて信じられない変化だと思う。 

仕事が忙しいときに、いったんとぎれたら休憩、じゃぁ今日はこれを飲みましょうって考えて仕事をこなしていくのは、ニンジンを前にぶら下げた馬みたいな感じで、結構作業も進んでいる感じ。 業務の仕組み、システムの仕組みがわからないまま、とりあえず作業は溜まっている状態が続いていて、今までの休憩でに自分へのご褒美では満足できないのかもしれない。 今まで手に出さなかった砂糖抜き紅茶やコーヒー系ってのは、何らかの成功体験があって、自分へのおまじないになっている感じが少しする。 多分、効果がなくなったら、また新たな嗜好を探さないといけないのかも。。。

嗜好の変化で、今までは最初から避けていたものも挑戦していて、新しい発見みたいなものもある。 確かにコーヒーはそのまま今も飲むのは苦手。 だけど、同じ系統でも入り方を変えれば、自分でも大丈夫なものはある。 こうすれば大丈夫ってのがわかっていると、苦手なものが出されても何とか乗り越えられる?

今の忙しいのがもっとひどくなったとき、一体どんなものに手を出してしまうのか、ちょっと心配だったりもするんだけどね。
2005.3.13

 

危うきに近寄らず
ある外資系の会社で多額の横領事件があった。 お金の使い道はありがちなギャンブル。 そこの会社では、本人に関わっていた人を全て尋問し、横領に関わっていなくても上司や部下だった人の大半は会社を解雇されたそうだ。

団体責任と言われれば仕方ない。 特に、上の言うことには口答えせずに従えとか、上司は下のことをわかってなくても結果だけあれば評価されるっていうのは、日本の会社ではどこでも行われていることだろう。 だけど、横領事件の会社みたいにちょっと関わっただけで被害をこうむるのはかなり迷惑かもしれない。 それが嫌いな相手だったら最悪。。。

被害が及ぶ前に防止しようと口ぞえしたところで、問題意識がない人にはただうるさく聞こえるだけで、そういうのが上司だったりすると会社に居づらくなってしまうこともあるかもしれない。 最近の会社ではコンプライアンス、法令順守ってのにうるさくて、会社に不利益になるようなことは事前に食い止めようとしている。 そういう場合は相談窓口が出来ている。 窓口が形だけでなく、ちゃんと信用できるようなら、相談してみたほうが自分のためかもしれない。

終身雇用でなくなっているんだから、人を減らしたいような動きがあり、危ないなと思っている人が改善するようでないなら、自分は注意したとかその件では関わりがないってことをアピールできるようにしなきゃいけないかも。 だって、見て見ぬふりは、解雇するのに十分な理由になってしまうから。

結果がよければ、それまでの過程に多少の問題があってもいいって思っている人は少なくない。 そういう人はなかなか自分の考えを変えることはないだろう。 それならば、下手に関わっているよりは、ばっさりと関係を切ってしまっているほうがいいかもしれない。 ちゃんとすべきことは、いくら仲がよくても切り分けて考えたほうがいい。

危うきに近寄らずって言いたいとこだけど、会社じゃなかなか難しいことかもね。
2005.3.13

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2005/3/27