TOKIのわがまま

〜 第157回 〜

<2004.12.29 公開>

2004年
今年をあらわす漢字は「災」。 オリンピックの日本の金メダルラッシュの快挙が消え去りそうにもなるんだけど。。。

新潟の地震は一番インパクトのあったものだけど、日本国中ちょっと大きなゆれの地震があちらこちらで発生していた。 年末近くにはスマトラ沖にて起こった巨大地震が原因の巨大津波によってたくさんの人が犠牲になっている。 今後来ると予測されている大地震に対して、よりいっそう不安と決意が固まったような、なんか複雑な感じだ。 

台風の上陸は過去最高の10個? 一時期は毎週のように襲来していたので、ちょっと感覚が麻痺しているかも。 台風とは別に大雨による大水害が起こったり。。。 今年の日本は自然災害が発生しすぎているような? 夏は関東で40度越してみたりしてたしね。

国家というものに人の命って簡単に左右される年だったかも。 イラクでは未だに混乱状態で、外国人が人質に取られて殺されることが多くなった。 直接先頭に関わっていなくても、その手伝いをしているということで、日本人も標的になっている。 国家の絡まない誘拐だったら、助かっていたかもしれない。 だけど、国家がかかわってくると、助けたくても国として保つポリシーがあって表立って助けることが出来ない。 誘拐して殺害しても何も変わらないとわかればやめるだろうと思う人もいるし、理由は何でもいいから殺害しなきゃ気がすまないはずだと思う人もいる。 誘拐の目的が最初から見せしめの殺害になってきている感じなので、この問題はなかなか解決しない気がする。 だけど、犠牲になるのって結局、民間人なんだよね。。。

春に起こった鳥インフルエンザの話も冬場に来て、また話題に出だしている。 人への感染が今頃になってあったかもしれないといわれても。。。 車にしても、何年も欠陥があったことを隠してきて、その欠陥が原因で何人かが犠牲になっている。 ある薬にしても、昔使ったのが問題あったからといって今調査が入っているようだ。 野菜や肉の産地偽装なんてのも未だに起こっている。 わかっている負の情報は早く流して対策とらなきゃ、犠牲になっていく人は増えていくんじゃないの。 大きな隠し情報がいろいろ出て来すぎるのも、なんだか変な麻痺をしそうでちょっと怖いかも。

いいことがあれば同じだけ悪いこともある。 これだけいろいろとあったなら、来年はいい年になるのだろうか? 来年は今年の異常気象の関係で農作物の不作が予想されているそう。 それでも、なんとか生活が出来たらいいんだけどね。
2004.12.29

 

復活しない
元いた吹奏楽団の演奏会に毎年のように行っている。 演奏を聴きにいくというよりも、同窓会にでもいっているような感じかもしれない。 「今年は何をやってくれるか」いう曲目もそうなんだけど、演出への期待も楽しみのひとつかもしれない。

昔は舞台にいて、今は客席にいる。 客席にいるようになったときに特に戸惑いとかはなかったんだけど、ここ何年か、自分のやっていた楽器のメンバーが減っているのをみると、自分は客席にいていいんだろうかって一瞬迷ってしまう。 とはいえ、演奏会前の忙しいスケジュールを考えると、助っ人的お手伝いですらもう無理だなと感じている。

あたしには運悪く、来年は20回目の演奏会。 期間限定で復活するにはちょうどいい条件。 いつもの日程で行けば、来年予定されている仕事で一番忙しい時期にあたるのだけど、来年は早い目に演奏会があるから、忙しくなっていてもピークとまでは行かない頃。 いいように考えると出るために用意されたようにも見えるので、ちょっと怖い。。。

1度決意してやめたなら、やめたままでいいと思う。 変な例だけど、山口百恵みたいに潔く行くのがいいのか、ピンクレディーのように期間限定で何度も復活するのがいいのか。 だけど、都はるみのようにやめたのに、あっさりと復活するのはあんまり好まない。。。 ただ、どれにしても自分の立場とは違いすぎるんだよね。。。

自分が出たところで、昔ほどの演奏力もないし、メンバーを集める吸引力もない。 いないよりはましといわれるのも、状況によっては嫌な感じ。 多分、あたし自身のプライドみたいなのが変な使命感よりも大きくて、何にも動かないんだろう。 どうしたいの?って聞かれても、はっきりした答えはまだ出てこない。 とりあえず出す答えは「出ない」。 「出てあげる」という言葉が直前で止まってしまうくらいだから、自分の気持ちはまだまだ復活へと固まっていない。 

考えているうちに、なんとかメンバーが集まってくれるのが一番いいって思っているのも本当。。。 簡単な事なんだけど、やっぱ迷うのだ。。。 
2004.12.29

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2005/1/9