〜 第153回 〜
<2004.11.3 公開>
話の中心 |
会社のセミナーにて、人を指導するシュミレーションがあった。 こういう役になりきってこういう人を指導してくださいと一通りのストーリーの読み込みが少しあって、10分間実際に指導するんだけど、なかなか思うように行かない。 読み込んでいる間には、渡された資料からこのネタを使って、こういう風に話を持っていって。。。なんて簡単に考えているんだけど、実際話し出していくとそんな構想もすっとんで、その場しのぎの話ばかりで、結局何をしたかったのかよくわからないようなものになってしまっていた。 「何が言いたいのか結局わからない」ってのは、あたしの話し方なのかもしれない。 今ここで書いている時には、それなりのお題ってのを付けているので、わけのわからないことを書いていても、なんとなく収まっているのか、読み手の想像力にお任せしてしまっているのかで、どうにかなっているような気がする。 話す前にタイトルを付けてしまえば、とりあえずこれに関して話してるんだなぁくらいはわかってもらえるのかも。 誰かに自分の意思を伝えて何かやってもらおうってことが、今までの中でちょっと少ないかなと感じたりもする。 タイプ的に誰かに頼って何とかしようってのじゃない。 何らかのリーダーになることはあっても、力強くチームを引っ張っていくって感じでもない。 とりあえずなってますっていう感じだろうか。 上に立って指導するっていうよりも、同じ高さでとりまとめだけやってますって感じ? 話を明確にしなくても、何とかなるような環境が多かったように思う。 物事をはっきり言うこともあるんだけど、そういうのは本当にまれで、かなり頭の中で整理された状態の時だけ。 大抵はまだ未消化の状態で、話したいことはあってもどう持っていくかなどのパターンがまだはっきり出来ていないから、迷走しながら話してしまっている。 時々同じような内容が繰り返されているから、聞き手はなんとなく、こういうことが言いたいのかなって汲み取ってもらえることがある。 だけど、直接的にしかわからない人には、なかなか上手く伝えられなくて、結局もういいやってあたし自身が投げてしまうこともあるかもしれない。 想像で話の内容をつかんでもらっていても、本当に伝えたかったことと同じかわからないから、実際には伝わっていないのかもしれない。 上手く話を持っていく人ってのは、今からこういうこと話しますよってアピールがあるんだと思う。 多少脱線しても、話の中心がはっきりしてるから聞き手は迷うことなく聞いていられるのかもしれない。 どうどうと話をしているだけでも、なんか安心してしまうような気がする。 こういうのって、もって生まれたものもあるだろうけど、それなりの経験を積むってのも必要なんだろうね、きっと。 とりあえず、差し迫った朝礼をどうクリアするか。。。すでに迷走しそうな予感がしているんだけどね。 |
ネット図書館 |
今すんでいるところの隣にはシティホールがあって、その中には図書館がある。 月に一回お休みがあって、夜8時まで開いている。 会社が遠いので速く帰っても7時半から8時くらいしか寄ることが出来ない。 それでも図書館には人がいて、思ったよりも流行っているようだ。 最近では図書館への予算が削られることが多く、流行の本なら入ってくることがあるがあまり売れていないものになるとない確率が高くなる。 また、蔵書が貸し出し手続きを経ないで持って帰られたり、本自体を破ったりされてることも多いらしい。 実際、推理小説を借りて大事な場面が切り取られていたことがあったのは、今でもちょっと悔しい感じだ。 そのため、蔵書にセンサーを付けて出入り口にゲートを置き、不正に蔵書を持ち出した場合は音が鳴るようになってきている。 確かにこの方法だと不正に持ち出しすることが難しくなるだろう。 だけど、本が無傷である保障はできない。 ふと思いついたのは、電子媒体での貸し出しってのは出来ないのかってこと。 文章自体のコピーを受け取って一定期間だけ読めるようにすれば、とりあえず悔しい思いはないのかも。 でも、著作権の問題もあって、どれでもいくつでもコピー出来るなんてのは難しいかもしれない。 一定期間だけ読めるようにして期間が消えたら返却されたようにするにしても、何らかの返却行為がないと、読み終わっていても他の人が貸し出しを受けることが出来ない。 貸し出す本の冊数を減らして、目いっぱいの状態で次のものを借りる場合は、期限が来ていないものの権利をどれか放棄することで、返却したかのようにして新たに貸し出すようなシステムが必要かも。。。 システムルール作りは大変? 今年になって、ソニーと松下から電子書籍用のリーダーが発売されている。 だた、4万円くらいするのに、機能は文字を表示することくらいらしい。 ソニーはまだ、辞書が入っているだけましなのかも。 せめて、読んだ本を読書記録として付けられるようなソフトがついていたらましだとおもうんだけどね。 まだ、リーダーを買って読書するってのは先の話になりそう。 。。。みたいな話をもっと話下手に朝礼でやってみました。 かなり書き足してます。。。 ネット図書館が出来て、こういうのが実現されたら、わざわざ図書館に出かけることも少なくなるだろうし、返却しに行く手間も減っていいように思う。 でも、電子書籍として売っているものもあるんだから、そういうとことの関係が難しいのかもしれない。 貸し出し期間が極端に短い、たとえば1冊1週間なんて状況になるかも。 読むのが遅い人はちょっと手が出にくいかな。 読書好きってのは、読むことがうれしいって人とか、これだけ読んだってのが自慢の人とか、本棚が本で埋まっているのがうれしいって人とかいろいろいる。 電子書籍ってのも増えてきている一方で、紙の本ってのはなくなることはないと思う。 あたしは読んでみて好きだなって思うものが手元に残ればいいなって思うほうだから、両方の手段を選ぶようになるかもしれない。 とりあえず持ち歩けないと困るので、パソコンでしか見れないのはダメだし、携帯やPDAでは画面が小さい感じで手が出ない。 当面は紙で読むのが精一杯かな。 |