TOKIのわがまま

〜 第145回 〜

<2004.6.13 公開>

前言撤回
「前言を撤回します」なんてことが、世の中では普通のように使われているようだ。 でも、言葉にしてしまったものってそんなに簡単に消せるのだろうか?

明らかなちょっとした言い間違いであれば、「すいません、間違えました」で済む。 だけど、自分勝手な思いを、勢いだけで言ってしまうのはどうなんだろう。 それも、ある程度の地位があったり、発言力が強い人の場合だと。 

ここ最近は、何も考えないで言いたいことを言ってみて、不評だったり、バッシングを受けたりすると簡単に撤回しているような気がする。 なんだか、それが情けない感じ。 思っていることを言うのなら、その言葉にちゃんと責任を持ってもらいたい。 責任を持てないなら必要以上なことは言わないほうがいい。 

撤回するよりも、「ごめんなさい」の言葉が先に出て欲しいと思うこともある。 必要以上に人を侵害しているときは、特にそう思う。 言葉を撤回したところで不快な想いはそう簡単に消えたりはしない。 議事録から言葉は削除できても、人の気持ちからは言葉は削除できない。 言葉の威力ってやっぱりそんなに軽くないと思う。

逆に、発言に対して開き直られても困るかもしれない。 中途半端に撤回するよりは潔いとは思うんだけど。 どう対応されるのがいいんだろう? やっぱり、「ごめんなさい。 以後考えを改めます。」だろうか。 ただ、その場限りの謝罪でしかないのなら、やめて欲しいかも。 謝罪の後の行動で決まるのだろうか。

昔、男性は自分の言葉に責任を持たなければいけなかったらしい。 責任を取るってことは、自分の命と引き換えにすることもある。 だから、うかつに発言することがなかったらしい。 その分、出てくる言葉は信頼できるものだったのかも。 とはいえ、自分の言葉に慎重になりすぎて何もいえなくなってしまうのも、ちょっと問題かもね。
2004.6.12

 

空き店舗の予想
ショッピングモールが出来ても、何年かすると空き店舗が出てくる。 利益に対して、家賃が高いとか、思ったほど流行らなかったとか、理由はそれぞれ。 さて、次に出来る店は何なのかってのは、お客にとっての楽しみである。 

うちの近くでは、ファンシーショップがコンタクトレンズ販売の店になったし、他の空き店舗は子供服のお店になるそうだ。 よそでは、雑貨屋がレンタルショップになったし、ゲームソフト販売がエステの店になった。 でも、空き店舗になる店は、場所が悪いことが多い。 ただ単に店を開いただけでは、また何年後かに空き店舗となってしまう。

駅が近くにあると、便利で流行るような気がするけど、やっぱりダメなところはダメ。 すぐに空き店舗に戻ってしまう。 後から新たにやってくるのだから、ちゃんと考えていないと最初だけ人が入って、後はめっきりってことになってしまう。 たとえ場所が悪くても、わざわざ行きたいお店ってのが理想だろう。

せっかくやるのだったら、企画に同業者がいないもの、同業者がいても確実に勝負に出れるものでないと。 さっきのコンタクトレンズ販売は、店近くに同業者がまったくない状態。 多少場所が悪くても、コンタクトを必要とする人にはそこにあるだけで便利だと思えるのだろう。 実際にコンタクトを使う人って多いみたいだしね。

近くに空き店舗が出来ると、あたしだったら何するだろうってことを考えることがある。 そういう時って、まず近くにないものはなんだろうとか、最近流行っているものはとか、何が欲しいかななんてことを考えてしまう。 実際に経営するわけじゃないけど、考えるのは結構楽しい感じかも。 そういう予想は当たることがないんだけどね。 

今近くで空き店舗があったら? 駅のショッピングモールだったら、ペットに絡めた何かかな? ペットグッズとか、ペットとのペアルックとか? 新鮮食品を扱った店もあるので、ペット連れ込みの制限もあるだろうから、今はなかなか難しいのかもしれない。

まぁ、この予想も当分当たることなさそう。。。
2004.6.13

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2004/7/3