TOKIのわがまま

〜 第143回 〜

<2004.5.22 公開>

そこはゴミ箱?
電車に乗って小さなゴミが増えたような気がする。 

新聞や雑誌が網棚に残っていることや缶が転がっていることは今までもあった。 終着駅に着けば清掃が入ってそういうのは片付けられる。 だけど、シートの隙間に埋め込まれたゴミってのはどうなんだろう? 目に付かないように押し込まれたものは、そう簡単には片付けられないだろう。 

簡単にゴミを捨てる人が多い。 自分の目線から消えればいいと思うようにシートの間に詰め込むことすらなんとも思っていない学生。 開いたドアからホームにゴミを投げ捨てる人。 ホームならまだましなのかもしれない、線路にそのままゴミを投げ捨てる人。 ただただ今ゴミを消したいがためだけに、他の人に不快感を与えているのってわかってないのだろうか? 

自転車に乗りながら、空き地にペットボトルを投げ捨てた小学生も見たことがある。 不敵にも投げ捨てた瞬間、こちらをみて笑っていた。 何かがおかしくなっている。 自分の出したゴミすらちゃんと処分することが出来ない人が多くなっている。 誰も注意できない。 だって、すでに常識がおかしい人に向かって、安全に注意できるかなんて保証がないから。 逆切れを起こして危害を加えられるかもしれない。 今の間我慢すれば、その人と会うことはないんだから。

でも、シートにゴミが落ちていたり、挟まっていたりするのはかなり嫌な感じがしてしまう。 彼らはなんとも思わないのだろうか。 自分がいやな目にあったから、他の人にも仕返しをするのだろうか? それって、なんかおばかな感じだ。 まぁ、どの道、悪いことって自覚すらないんだから。

こういうのって特定の世代に集中しているんだし、それなりの社会的な罰ってのは与えやすいんじゃないのかな。 「自己責任」ってのがちゃんとわかっている世の中だそうだしね。 
2004.5.16

 

仕事をするのは
なぜ、あたしは仕事をするのか。 自分の人生ってのを考えた時、仕事はまだ、はずすことは出来ないようだ。 女性だったら仕事をするって事がない人もいるし、ただの通過点でしかない人もいるだろう。 

ご承知のとおり、ここ数年は仕事か結婚かってどちらか一方を選ばなきゃなって漠然と考えていた。 でも結局どちらか一方をとるって事は出来なかったけど。 たとえどっちかに転んだとしても、今の状態では自分自身に納得がいかない感じがするのだ。 

結婚したら「もうちょっと仕事、がんばってみれば良かったな」って思うだろうし、このまま仕事ばかりしてても、「この程度で続けていって、一体何になるんだろう 結婚することを犠牲にしてまで。。。」とか思ってしまうような気がするのだ。 今の中途半端に思う状況では、どっちも選べない。 それがあたしの悩みの最大の答えなのかもしれない。

「とりあえず仕事をがんばる」ってことは、結局あたしが幸せになるためには必要な通過点でしかないのかもしれない。 だけど、人生の目的ではなくても、することはちゃんとしておきたいなと思う。 今までにも後で後悔することってのはいくつかあったけど、大抵、あたしの努力の問題だったりする。 ここまでやってきた仕事なんだから、辞めるときは後悔なんてないすっきりしたものにしたい。 今はまだ、何かしらやることがあるようだから。

仕事をがんばることで、管理職になって、重役になって、社長になるんだって思いはない。 そういうのはどちらかといえば目標ではなく、がんばった結果の副産物みたいなものだと思っている。 まぁ、いまの会社では、女性の幹部なんてなかなか難しいと思うけどね。

仕事を取ってるって事がそのまま人生を捨てたってことだとは、思えないんだ。
2004.5.22

[History]


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Update : 2004/5/30