TOKIのわがまま

〜 第128回 〜

<2003.10.13 公開>

戦争の忘れ物
明日、大阪では不発弾処理のため、一部の路線で電車が駅を通過する。 不発弾処理のニュースは毎年のように流れている。 中国では、旧日本軍が廃棄した毒ガス弾のよる被害が深刻化している。 これは中国だけでなく、日本でも問題となっている。 戦争が終わって50年以上経っているのに、未だ戦争の忘れ物は消えない。

戦争が起こるたびに、どこかになんらかの忘れ物が残されていく。 それが不発弾であったり、地雷であったり、劣化ウラン弾だったりする。 残された国の人が仕方なく処分しているのが現状だろう。 忘れていった人たちが消滅しているなら仕方ないだろうけど、しっかり存在しているなら、最後の作業として自分たちが忘れたものを片付けていってほしいと思ってしまう。 

力があれば、正義であれば、何をやっても良いってものでもない。 無責任な忘れ物のために戦争が終わっていても傷つくものが現れる。 勝ち負け関係なく、自分たちの忘れ物は責任もって自分たちで片付ける。 そのくらいの気持ちはないのだろうか。 当事者であるならなおさら、率先して行ってもらいたいと思う。

戦争は終わったら条約とかでその間に起こったこと、不必要に悪いことでさえも勝った国なら何もなかったようになってしまう。 本当にそれでいいのだろうか。 勝っても悪いことは悪い、後片付けは責任もってやってねくらいは強くいえないのだろうか。 こんな間違ったことが今後もまかり通っていくのなら、国連なんていらないんじゃないの?

旧日本軍の毒ガス弾だって、もっと国が積極的になってもいいとあたしは思ったりもする。 すぐれた科学力や技術力があるなら、何とかできるはず。 変なことに税金を投入するくらいならもっといいことに使ってほしい。 うるさく言われてから動いているようでは、国際力とか言っていても、結局のところ経済力だけで世界のためにはならない気がする。

今は戦争の忘れ物が少しでもなくなるように願うしかない。。。
2003.10.12

 

脳に刺激を
前にも書いたが、試験とかで勉強をしていると、頭が悪くなっているとつくづく思ってしまう。 頭の中にぽっかりと大きく穴が開いた感じがする。 まっすぐに通れた道が陥没して通行止めで、大きく迂回しなくちゃ通れない感じ。 答えにたどり着くのに時間がかかって、ちゃんと答えが出ていてもなんだかすっきりしない。 回りまわって疲れてしまっている、なんか新鮮味がないのだ。

集中力がかなり落ちているのもあるんだけど、なんか思うように進めない。 達成感ってのも、ここのところお目にかかっていない。 頭がぽわぽわした状態が続いていて、なんだかいけてない。 このままボケていくのかなぁと思うと、なんだか情けない。

脳に対して定期的に刺激があると、もうちょっとましなのかなぁ。 ここのところ、刺激的って思えるようなことに出会ってないの事実。 ただなんとなく毎日を過ごしていると、頭も簡単にボケてしまう。 脳にとって刺激的なことってそうそうあるものでもないけど、ほんのちょっとでも効果的なんだと思う。

難しいことを考えることが、刺激を与えることのすべてじゃない。 単純なことでも集中していれば何らかの刺激を与えているはず。 頭でじっくりと何かを考えるってのでも、かなり刺激がある。 やればいいことって単純なものでもいい。 九九を全部考えてみるとか。 でも集中力って、普通3分も持たないもんなんだよね。 日ごろの訓練ってのがかなり必要なのかも。

集中しないから頭に入らない。 頭に入ってこないから、集中できない。 どっちがどっちってことでもないんだけど、両方とも必要なんだろう。 確かに、今、どちらもないかもしれない。

今はうだうだ言っても、がんばってみるしかないのか。
2003.10.13

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2003/09/28