〜 第110回 〜
<2003.1.19 公開>
迷惑な自由 |
最近、乗り継ぎの駅にて通路を占拠してダンスやスケボー、自転車で遊んでいる一群がいる。 そこら辺にあるものを障害物のかわりにおき、スケボーや自転車で飛び越えていることもある。 本人達は自慢だろうし、スリルもあるだろう。 人の流れとは離れているのなら良いが、変な自信を持っているせいか、日に日に通行人の流れに近付いている。 そのうちケガ人が出る気がして、見る度にちょっと怖い。 駅周辺や通路を占拠するのはなんかの違反になる。 また、通路で危険だと思われる行為を行うのも違反。 だけど、本人達は知らん顔。 たとえ注意されたって、数日後には元のまま、何の反省もない。 誰かが大怪我をしない限り判らないかも。 最悪な場合、ケガするほうがトロいと開き直るのかもしれない。 人に危害を加えていない間は、自分たちの自由だと思ってやりたい放題。 通路を占拠して注意されなかったら、別に迷惑はかかっていないと思ってしまっている。 言わないだけで実際迷惑かも?って誰も気付かない。 だって自由なんだもん。 自由って、なんらかの決まりがあるからあるものだ。 まったく決まりなしで誰もがやりたいようにすることなんて無理。 誰かに迷惑をかけないことが前提だって思う。 何も知らずに勝手気ままにするのはいいけど、そのためにやってきた災いは自分の責任でなんとかしなきゃ。 深夜に歌を大声で歌うのは勝手、だけど、それに腹を立てた人があなたを刺したとしてもそれはあなたが巻き起こしたこと。 あなた自身も、100%無実ではない。 自由を満喫したければ、その前に「迷惑をかけない」義務を守って欲しい。 *<2003.2.1> |
文字が好き |
あたしは1日1回は何かを読まないと落ち着かないようだ。 新聞はすべての記事をしっかり読まなくても、一応軽く目を通すようになっている。 とりあえず文字の羅列を見ないと気が済まない感じ。 本屋さんは、目的がなくても行ってしまうくらい好きだったりする。 本が並んでいるのを見るとなんか落ち着くというのか... あいにく近くにはまだ図書館がないから行く機会がないのだけど、ここも落ち着きスポットとして存在する。 文字さえ見ればいいのかって訳でもなく、読むものは興味を引いたものが多い。 雑誌や小説であることもあれば、知識本みたいなのもある。 思ったほど面白くなく、つまらないと思うものも時々存在する。 でも読まないよりはまだいいかと思って我慢はする。 それでもどうしても読みきれないものは存在している。 新しいことを知ることは楽しい。 知らないことは山のようにあって、すべてを知ることは難しい。 自分には何にもないって思っているからか、なにも知らない状態でいることは不安な気さえする。 何かを読まなきゃと思うのは精神的なことからきているのかも。 見ること、聞くこと、話すことのうち、何がなくなって困るか考えると、見ることだろう。 他にも困ることはあるんだけど、やっぱり自分で文字を読むことが出来ないのは一番の苦痛かもしれない。 朗読本や点字本もいろいろ出ているけど、好きなものを自由に読むことがまだ出来る状態ではない。 やっぱり、文字が一番。 |