〜 第109回 〜
<2003.1.5 公開>
紅白歌合戦 |
今年もまた、視聴率が落ちたそうだ。 それでも他局に比べてかなりの人が見ていることを考えると、かなりわがままな気がする。 1年間で流行った曲を中心に紅白に分かれて歌合戦を行うのが本当なんだろうけど、今の時代、誰でも知っている曲が少なく、その年に流行った歌手自体が出演自体(拒否?)しているから、歌っている人や曲が半分もわかれば良いところかもしれない。 一部の方は、人気だけが先行していて、曲自体は過去のものを歌っていたり、ごく一部にしか浸透していない曲を歌っているだけで、盛り上がりというものにはちょっと。。。 でも、流行っている曲だけでやっても、つまらない。 今年の曲的歌番組の特集が年末に集中して行われるので、わざわざ紅白を見るほどでもなくなっている。 歌のうまい人ばかり集めても、その年に歌った曲がさっぱりだと、これもつまらない。 うまく混ぜ合わせようとしても、見ている人の好み自体がばらばらで、つまらないと思う場面が必ず出来てしまう。 いっそのこと、曲がさっぱりの人は、出演しなかった歌手の曲を歌ってみたら良いのかもしれない。 自分の曲にこだわらないで、民謡とか過去の名曲などの伝えたい曲に専念するとか? 視聴率の低下や紅白離れは、出ている人だけの問題じゃないと思う。 歌が聞こえることを中心に置いているため、画面に映るのは歌手だけだったり、伴奏やバックで流れている音を落としている。 実際の歌と曲のバランスが表現できていないから、本来聞こえてくる音が抜けてしまって、つまらない曲になっているものもある。 そこまでされたら、全体のバランスを考えてる歌手は次回にも出たいとは思わないだろう。 歌を聞かせるなら、歌手のアップばかりもいらないし、ステージ全体をもっと良い感じにとることもできるはず。 演出がいまいちなのは、見る側出る側両方にとって、かなり大きいと思うのだけど。 それでも年末は紅白を見てしまっているのだ。。。 |
子供たちの国 |
日本だけが大きな子供たちで回っているのかと思えば、どうやら世界も大きな子供たちで動いているようだ。 一部の国は利益中心で、思う通りに行かないと制裁を加えて思う通りに世の中を動かそうとする。 いくつかの国は制裁を加えられても揺るがない力を持っているので、対等に渡り合っている。 いくつかの国は制裁が怖いから、脅されると仕方なくついていっている。 大きな力はないけど、自分勝手に制裁を加えられるのに我慢できないところは反撃に出ている。 見下している国が大きくなろうとしているのを押さえつけて、自分の思うがままにしようとしているのは本当子供みたい。 やりたい放題やっていることで、不満がたまって、あるところではテロに走っている。 一方的に暴力で問題を解決しようとしているにみえるけど、自己反省がなく大きな力だけでねじ伏せようとしているから、何も変わらない。 ゆがみが大きくなって行くだけだと思う。 自分たちが受けた衝撃以上にひどいことを行って、それでいて正義を貫くのはどうなんだろう。 自分たちが傷つけて、自分たちで助けてあげているという自己満足で、本当に周りがついてくるのだろうか? 相手が不必要なものを持とうとしているのを押さえつけて、でも自分自身は不必要なものを当然のように持ちつづけている。 何を持って、彼らは安全だって保障されるのだろうか? ちょっと疑問だ。 世界統一とか未来に起こるものの一つに上がっているけど、今のままではまだまだかもしれない。 なんせ、ちょっとおりこうさんな大きな子供たちですから。 |