〜 第102回 〜
<2002.9.16 公開>
ごほうび |
何かをがんばったら「ごほうび」をあげるなんて、ちょっと子供だましみたいだけど、でも何か貰えるならがんばってみるかと思ってしまうこと、まだまだあったりする。 中学の頃に行っていた英語塾で、小テストで満点を取ったら鉛筆がもれなく貰えた。 鉛筆を使うことが減っていたんだけど、なんだかなぁ、ついがんばってしまうのだ。 いろんな柄の鉛筆があって、良いのがあれば、よりがんばる。 そのせいかは知らないけど、当時、英語だけは出来たのだった。 社会になると、そうそう「ごほうび」なんて貰えない。 会社に大きな利益を与えたら何か貰えるだろうけど、普通に働いている分にはありえない。 研究所とか、大きなプロジェクトに入らない限りは無理。 会社にすれば、ボーナスが「ごほうび」みたいなものなんだろうけど、均等に決まられた基準で貰うボーナスってなんだかなぁ。。。 ないよりはいいんだけど、どんなにがんばっても同じだとちょっと悲しい。 自分に「ごほうび」をあげるってこと、そういえばまだしていない。 いろいろがんばったんだから、「ごほうび」としてなんか良いもの買ってみようと思うのだけど、いろいろ考えるとちょっと躊躇してしまう。 節目として何か記念に買うようなものだから、別に高額じゃなくてもいいんだけど、せっかくなんだから良いものを思うとなかなか見つからない。 この程度のものじゃ「ごほうび」とはいえないとか思っちゃうと、何にしようかまた悩んでしまう。 もともと、買い物がそう得意なほうじゃないので、より一層悩んでしまう。 「ごほうび」はない人生はちょっと悲しいかも。 でも、何が欲しいって言われると悩んじゃう。 自分で欲しいものを買うのもいいけど、やっぱ「ごほうび」は誰かに突然貰うのが一番うれしいかもしれないね。 |
独立か結婚か |
30歳を越えて、結婚もせず家にいるとパラサイトだなんだと周りが変にうるさい。 親に対しては「ちゃんと結婚させようとしていない」と非難する人もいる。 結婚するかしないかは、本人の問題。 本人も親もとりあえず現状に満足しているんだから、いいんじゃないの? そんなに心配なら、満足させられるだけの相手を世話してみればいいのに。 30にもなれば、このまま家にいていいのかなぁ位は考える。 ただ独立を考えるなら、親が元気なうちに勢いで出てしまうほうがいいかもしれない。 親が病気になったり、体を壊したりすると、気になってそうそう出て行けなくなってしまう。 出て行くのが結婚のためであるなら、周りが親を気にするなというだろうけど、ただの独立だったら親を残してひどいなんてことになりかねない。 結婚は若いうちとかいってるけど、どうなんだろう。 30歳を越えてから結婚する人は幸せな人が多い気もする。 いろんな人を見てきている分、良い人を見分けられるのか、変なこだわりが無くなって、本当に必要な人をちゃんと見つけられるようになるのか? 30歳も越えれば女の人は終わりみたいに言われるけど、それでも選んでくれる人はいる。 下手に若い人に合わせる無理がない分、楽なのかもしれないけど。 だけど、そうそう出会いなんて転がってないんだよね。 独立か結婚か。 考えているうちにまた1つ年をとってしまう。 やりたいことがあってお金が必要なら、家に居たほうがいい。 ただあてもなく家にいるなら、独立。 一人が嫌なら結婚。 結婚だけは自分一人で決められることじゃないんだけどさ。 ときどき、ちょっと考えちゃうんだよね。 |