〜 第99回 〜
<2002.8.4 公開>
打ち水効果 |
夏の暑い日の夕方になると、道に水をまいているのを前は良く見かけた。 水が蒸発する時に地面の熱を持っていってくれるから少し涼しくなると教えてくれたのは誰だったのだろう? 最近でも打ち水をやっている人はいるのだろうか? 夜のうちに地表の温度が冷めないまま、日が昇り、気温が上昇する現象が起こっているそうだ。 暑い日は寝苦しく、クーラーに頼ってしまうけど、そのクーラーが出す温度が夜の間に気温が下がるのを妨げているそう。 気温が下がらないまま、また地表が温まるから、より一層暑くて、またクーラーに頼ってしまう。 なんか、悪循環。 夏の夕立は雷がちょっと迷惑だけど、雨が過ぎ去った後の涼しさはありがたい感じ。 夏は暑いって感じが強いんだけど、夕立の中にいい感じのものを見てしまう。 空気がきれいになった感じがして、ちょっと爽快で、虹なんか見たら、雷の怖さも忘れて情緒というか、良い感じがとてもしてしまう。 地表が暑くなるからといって、クーラーの設定温度をせめて27度にしましょうとかいっても、暑いものは暑い。 冬の寒さはなんとかしのげるが、夏の暑さはどうにもならないと昔の人もいっていなかった? もっと違う形でここはのりきらなきゃいけないと思う。 単純発想すれば、夕方になればみんなが外で水をまけばいいんじゃない。 中途半端だと蒸し暑くなるから、気持ち多めに... 冬場に雪を溶かすために水を出す機能が道路にあるなら、それを夏の夕方頃にも動かしてみれば、打ち水効果が出るのでは... なんてのは、どう? ただ、水不足になってしまってたら、ダメだけど... 逃げた熱がどうなるかはわからない。 気持ちだけの問題で、気温はまったく変わらないのかもしれないけどさ。 あまり暑いと、打ち水がなんだかちょっと、恋しい。 |
あたまが悪くなった |
ただなんとなく小説を読んだりしていると別になんとも思わないんだけど、勉強しようとすると頭が思うように回転しない。 昔は何ともなかった程度のことが、まったく進まない。 勉強といっても、なんとなくやっているものは、その時覚えられなくても、そのうちなんとかなるさと気持ちが楽だ。 だけど、ちょっと試験なんて受けてみようかなと思って、あまり得意でもないところを見ていると、思考停止。 文字は目に入るけど、頭までやってこない。ページがまったく進まない。 ちょっと、あせってしまう。 興味があるものだと、まだ頭が反応してくれる。 多少学習能力が落ちていても、時間多めにがんばれば、何とかなる気がしてしまう。 だけど、苦手なものだったりすると、頭がまったくついてこなくて、どうしようもなく困ってしまう。 昔なら軽く覚えていたことですら、今はきれいに忘れているものも多く、昔はこの程度なら簡単にできたのにと思うと、自分の能力低下により一層落ち込んでしまう。 あまりの能力低下に、つい薬に頼ってしまおうかと思う。 DHAが脳の活性化によいと言われているから、試しに買ってみようかなんて。 でも、力が発揮されるまでに時間がかかるのでは間に合わない。 頼らないより頼ったほうがましかなんて、迷っている間に勉強したほうがいいのかも。 学生の間に勉強して、がんばって資格を取っていたほうがよかったかなと思う。 だけど、現実使う段になってまったく通用しないものなら、必要な時に多少苦労してでも使えるものを得たほうがいい気もする。 その為には定期的に何かを勉強して、常に脳を活性化させておく必要があるのだろうけど。 脳だけ、せめて10年前に戻って。。。 |