TOKIのわがまま

〜 第97回 〜

<2002.7.2 公開>

 

英語ブーム
日本人は英語教育をやっている割に英会話が出来ない。 普段使わないようなことを試験用に一生懸命勉強させては、英語から離れていく人を作っている。

英会話を始めたいと思う人は沢山いる。 だけど、わざわざ習いに行くには費用がかかるし、参考書を片手に勉強するのもなんだか大変。 中学高校で学んだことを1から始めることを考えると気が遠くなる。 簡単に楽しく、役に立つ英会話は、なかなか手に入らない。

TVでやっているコーナー「ベラベラステーション」は、ツボを押さえた感じ。 やってる本人は必死で覚えたフレーズを答えているんだけど、見ている方はゲームみたいに答えている。 自分から覚えようというより、ただ受けとめている感じ。 でも、ちゃんと使えるものをやっているので、なんか楽しくなってしまう。 これなら出来るかもと思う人が多いのか、本の売れ行きも好調。

きっかけなんて単純なほど、長続きすると思う。 覚えなきゃと気ばかりがあせってしまうとちょっとしたミスが大きく響いて後が続かなくなる。 基礎的なことは少なくとも頭に入っている人は多いから、後はちょっとしたコツが手に入れば、かなりパワーUPする。

英語ブームがこのまま定着すれば、話せる日本人が増えるかな? でも、使う場所がそんなにないし、少しでも英語が出来ると100%を目指せと変にプレッシャーをかける世の中じゃ、このまま消えて行ってしまうかも。 せっかくの意識をただのブームで終わらせてしまうのは、なんか残念。
2002.6.30

 

つまらない毎日
春から移動した場所での仕事が、つまらない。 システム開発がメインなのに、3ヶ月経った現在、そこでの開発の仕事はゼロに近い。 日々の9割も開発業務をしていたあたしにとって、半分もさせてもらえないのはかなり苦痛。 仕事としてやっていることも、運用業務といっては面倒な雑務を、なんか押し付けられているような気もする。 それでもまだ、前に担当していたところの手伝いがわずかではあるのが救い。 お手伝い仕事もない時は朝から心の中では「つまらない」が回りつづけている。 でも、残務として手伝っていられるのも今月まで。 かなり憂鬱。 

つまらない、つまらないと思うからよりつまらないと思うかもしれない。 発展的に、今の雑務をもっと効率良く行うようにシステムを変えることを考えれば、楽しいと思う。 ちょっと考えただけでも、問題点は思いつく。 だけど、開発するためのすべを今だ教えてもらえていない。 この先、本当に開発出来るように指導してくれるのか、かなり不安。 雑務をあたしに集中させることで、あたしだけが開発する時間をたくさん奪われている気がする。 明るい未来のための苦労と思えば、つまらないも乗りきれるだろう。 だけど、どうみても、ただの雑用係にされて終わってしまうような気がする。

今のままでいるよりは、転職したほうがよっぽど自分のためになると思う。 今の仕事グループの人はそこまで考えているなんて、まったく思っていないだろう。 女の子は小遣い稼ぎ程度で仕事に来ているくらいにしか思ってないようだ。 今までいた女の人は、そういう人が多かったのかもしれないけど、あたしはもうちょっと向上心はあるし、一緒のように思われるのに迷惑している。 こんなところで時間つぶししているのはばかみたいとかなり思っているのに、まだ最初の一歩が踏み出せない。

仕事を始める時、つまらない仕事なら辞めるからとお友達には言っていたのに...

目標に向かっている途中での寄り道にあるつまらないことは、なんとか乗りきれるかもしれない。 目標がない道にあるつまらないことは、どうやってもやっぱりつまらない。

迷っている場合じゃないんだけどね。

*2002/7/14現在 お仕事の悩みというより、精神的苦痛はピークを迎えてます。 使える人をよその部から二人も来てもらうことになったそう。 で、その人達はすぐに開発の仕事を貰えるようで、結局はより一層、居づらい環境を作られています。 
教えなくても出来る人に来てもらうんだったら、あたしのこの3ヶ月を返して!!!

2002.7.2

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2002/07/14.