〜 第85回 〜
<2002.1.6 公開>
初夢 |
新年最初に見る夢、初夢。 「1富士 2鷹 3なすび」とは言うものの、内容を覚えていないことが多い。 普段の夢なら、比較的覚えているほうなのに... 1日に見たものは初夢じゃない、2日のものが初夢だと母は言う。 新年になってから初めてみる夢なのだから、1日になってから眠ってみたものはやっぱり初夢だと思う。 一部の地域では年末から新年にかけて、深夜に初詣も行うから寝ないで起き続けるらしい。 そう言う意味では1日に寝て起きることがないのだから、2日のものが初夢になるのだろう。 初夢って見ることに気合が入ってしまうのか、覚えていない。 まったく見ていないはずはないのだけど... 変な夢だったら1年悩んじゃうし、あんまり良い夢だと期待しすぎて後で落ち込んでしまう。 あまりに内容がたいしたことなくて、記憶することを拒んでいたりして。 自分に都合の良いものだけが残っていたりするのかもしれない。 今年の夢は、起きた時点では覚えていた。 だけど、日が経った今ではかなり消えてしまっている。 たぶん、久しぶりに昔の仲間が集まるような夢だったと思う。 結婚式のような夢もあったような気がするのだけど、これは誰かの式に参加していただけかもしれない。 金屏風を覚えているのだけど...誰? *2002.1.20 |
おみくじ |
初詣に行ったり、お寺や神社に行ったら、気まぐれでおみくじを引くことがある。 絶対に引くというものじゃなく、その場の雰囲気。 ある程度の頃までは、まめにおみくじを引いていたのだけど、何時の間にか気まぐれでしか引かなくなった。 どっちかっていうと、ほとんど引かなくなった方かも。 別に最悪な結果が出たわけでもなく、おみくじが当たりすぎたわけでもなく、興味が無くなったわけでもない。 ただ本当に、自然と引かなくなってしまった。 別に、おみくじで一喜一憂している人を見て「ばかげている」なんて思いはない。 人それぞれ、あたしは今は引きたくない、ただそれだけ。 気まぐれでおみくじを引いているくらいなのだから、あえておみくじを避けているのでもない。 おみくじは占いと似たような感覚。 頼りすぎると何も出来なくなる。 自分がしっかりしていない時におみくじを引くと、引いたおみくじにかかれた言葉に自分が縛られてしまう。 おみくじを引く気になれないのは、そこにかかれた言葉を頼ってしまいそうな気がしているのかもしれない。 今年はまだおみくじを引いていない。 気が向いたら、引いてみるつもり。 いいくじにあたれば良いのだけど... |
ぜんざい |
お正月が過ぎて、母の姉妹が寄るとぜんざいが作られる。 誰が言い出すでもなく、自然とぜんざいが作られる。 あずきから作ることもあるし、お手軽に既にゆでられたあずきを使うこともある。 ただ、あたしはぜんざいが少し苦手だ。 甘いものが嫌いなわけでもなく、モチが嫌いなわけでもない。 おしるこなら問題ないのだけど、ぜんぜいは苦手。 どちらかと言えば、あずきの粒があることがあまり気分のいいものじゃない。 白いモチにあずきの粒がはりついているのを見るのがあまり好きでない。 ある時からその状態を見るのが嫌になった。 あずきの粒がなかったら、問題ない程度のこと。 大した事じゃないんだけど。 考えたら、おはぎもあんまり好きじゃない。 つぶあんもどっちかって言えば好きじゃない。あずきの粒の触感があんまり好きじゃないだけかもしれない。 味自体に問題があるわけじゃない。 だけど、甘さがちょっと強いかなぁ、あえて言うなら。 まったく食べられないわけじゃない。 ちょっと苦手なだけ。 しかし、添えられる塩こぶ自体はかなり苦手だったりするんだなぁ... |