TOKIのわがまま

〜 第82回 〜

<2001.12.2 公開>

 

視線
ライブを見に行って、ステージを見ていると一瞬だけステージにいる人と視線があった。 もやっとした感じでステージを見ていたから、急に入りこんだ強い視線に心は動揺してしまった。 相手が視線を動かしているタイミングとあたしが見ていたタイミングが合っただけで、意識して視線があったわけじゃない。 

目は誰もが持っているモノを認識するための情報を得るだけの感覚機能で、照明の光のようにどこを見ているのか誰もがわかるものじゃない。 だけど、時々、目に見えないものなんだけど、見ている相手にビーム光線のような強い視線を放射している。 

視線は集中しないと感じないものかと思うけど、実際にはあんまり関係ない感じ。 相手を見ていなくても、なんとなく見られている感じがする時はある。 視線を追うと知りあいだったりして、勘違いばかりでもない。 何か思いがあってみている時に視線が伝わりやすくなってしまうのかも。 

探偵さんのお話によると、尾行する時は相手の背中を見ていると相手に気付かれるので、かかとに目線を落とさないといけないらしい。 視線は目だけで感じるじゃなくて、体で感じ取るものなのだろうか? かかとだとわかりにくいってことは、背中だけが特別なのかも。 これって大昔の身を守るための感覚なんだろうか。 後ろって無防備になるし。

無意識に視線がぶつかるのは偶然の出来事なんだろうけど、そうそうあるものじゃない。だけど、自分ではそう意識していなくても、じっと見ていた視線が相手に届いてしまうこともある。 無意識であっても、じっと見るのは気をつけなきゃ。
2001.12.1

 

恋する気持ち
同じライブを2回見に行って、次の日から数日間なんかもやもやとしたというか、力が抜けるというのか、はっきりしない感じが続いていた。 最初の時は、自分自身がちょっと不安定でいろいろ考えることがあったからかなと思っていたけど、今回はどうも違う。
 
これはもしや、彼に恋してしまった?

ただの好きという感情と、尊敬に近い気持ちと、ちょっと憧れる気持ちはもともとあった。 だからといって、一途な恋心を持ちつづけていたわけじゃない。 確かに今回のライブを見ていて、「やっぱ、好きだなぁ」と思うことはあっても、男性というよりも人に対してへの思い。 だけど、ライブ後に残っている感情は、恋に近い感じ。 そうわかると心が楽になる。 とはいえ、これは一過性のもので長くは思いつづけるものじゃない。

この人いい感じって思うことはあっても、そのすべてが恋ではない。 大抵のものは一過性で日がたてば、心はほかに動いていたり、すっかり忘れていたり。。。 だけど、少しの間だけでも心が上向きになるのは悪くない。

1番好きな人がいても、他にもなんかときめく感じ、恋する気持ちを多少は持っていてもいいんじゃないかな。 人に限らず、物なんかでもいい。 恋するパワーは毎日を楽しくしてくれるものなんだから。
2001.12.1

 

MD初購入!
録音の出来るポータブルMDを買った。 MDを使うのはこれが初めて。 

音楽を家で聴くほうが多かったし、CDを聞くだけだからMDに走るような必要性は特になかった。 だけど、MDの小型・軽量化に伴い、電車内で見かけるのはMDが多くなって来た。 発売当初に比べたら技術もそれなりに向上してきているのだろう。 

家電販売店でもテープの売り場が小さくなってきて、ちょっとばかり危機感を感じていた。英語の参考書でも、CDかMDがメインになってきている。 オーディオデッキですら、テープが使えなくなってきている。 テープに残っている音源をどこかに今のうちに移動させないと... CDに落とすほどでもないんだけど、ちょっと残しておきたいもの。 その程度なら、MDでも充分じゃないの?

最初にMD購入を考えたのは、今年の春頃だったと思う。 購入に時間がかかったのは、まだまだ技術が進歩していて新製品が出る前だったのと、情報を集めてから購入しようと思ったから。 とはいえ、今も完璧な知識をもっているわけじゃないけど。

ポータブルだからちょっと値が張ったかもしれない。 外に持ち出すようにしないと、なんか機能的にもったいない感じ。 時々、音楽をもっと小さく持ち出せたらなぁと思っていたのでちょうどいいかな。 テープでも出来るんだけど、ちょっと大きいかなぁ。

MD機器は当分、あたしの良いおもちゃとなりそう。 今あるデッキに接続しただけで、かなりわくわくしてしまったよ... 
2001.12.2

 

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2001/12/16.