〜 第62回 〜
<2001.2.18 公開>
自営業 |
毎日会社に行って働いている。 今のところ収入が安定している。 会社は社員それぞれがどこかで支え合って成り立っている。 誰かが物を作るから、誰かがそれを売ることが出来るし、雑用を請け負う人がいるから、ある程度、集中してそれぞれの仕事を行うことが出来る。 一人ですべてを行うとどうなるのだろうか? 会社員であるからすべてを一人で行うことなんてないけど、SOHOやお店などの自営業はあたりまえのこと。 ある程度一人で出来なきゃやっていけないのかもしれない。 仕事内容によっては会社に行くのと変わらない。 その上、会社員だと誰かに頼らなきゃ出来ないことが、自分で処理できる。 個人の能力としては、自営業の方が上かもしれない。 だけど、割に合わない感じもする。 会社員と同等に働いても収入が安定しない。 社会的信用は低い。 老後の保障も小さい。 ある程度、信念がないと持たないかも。 なんとなくではやって行けない感じ。 自営業=自由業なんて言う人もいるけど、自由に見えているだけでそれなりに苦労はあるんじゃないだろうか? 今ある大手会社だって、最初は自営業的なところから始まっている。 昔だったから小さなところから始めても大きくして行くことが、今より行いやすかったかもしれない。 今は融資を受けるのが大変。 いろいろ制度は出来ているけど条件や審査が厳しくて手に入れられない。 大手会社は初心に戻って、有望な人をもっとバックアップしてあげれば良いのにと思う。 自営業には、ちょっと惹かれるものがある。 一人で始めるにはSOHOなら気軽なのかもしれない。 勢いで自営業に入って成功している人もいるけど、それなりに信念なり腕がある。 あたしには、収入が不安定になっても貫き通せるだけの信念がない、何が出来るのかはまだわからない。 自分の力で生きていく...なんかかっこいい。 いまのところ憧れの職業といっておきましょうか。 |
経験を積むとは? |
高校を卒業してから10年以上経っているけど、あたしは何をして来たんだろうとふと思った。 しょっぱなに1年浪人して失敗なんて貴重な体験をしているはずだけど、いまいち活用できていない。 その後専門学校に行って、就職。 最初の2年間はあわただしく過ぎて行く。その後はほとんど家と会社の往復。 旅行も習いものも恋愛もあったのに、なんか単調、 他の人にすれば、ぜんぜん平凡で面白くないものだろう。 やりたいことを片っ端からやって行く、納得がいくまで遊び倒す、お金をためずに自分につぎ込む...どれもあたしがしてきていないこと。 世間ではいろんな経験を積んだといわれていることだけど、これだけが経験というものなのだろうか。 経験を積むってことは、そこから何かを得るってことかもしれない。 知らないことより知っていたほうが良いこともあるし、知ってみて必要ないものだったと思うこともある。 ソムリエなら一本でも多くのワインの味を知ることが必要だし、医者なら病気の症状を一つでも多く知っていたほうが治療がしやすいだろう。 だけど、やりたいことに対して必要な経験が何なのかはやってみなくちゃわからない。 経験を積むことがすべてじゃない。 何も知らずにいることで幸せだと思う人もいるし、知ったことで出来なかったことが出来るようになった人もいる。 選ぶのは自分だ。 何もしないことを選んできたのはあたし。 後悔することも多少あるけど、今が終わりじゃない。 この先まだまだやり始めることが出来るものはある。 人生日々勉強。 自分にとっていろんなことが経験として積んで行けたらベストかな。 |
今日の変な夢 |
なんだか、起きる前に見た夢がとても変だった。 A君から婚姻届を受け取った。 「記入して明日動物園にきて」 婚姻届にはA君の欄が既に記入されていた。 そのままA君は去ってしまってた。 あたしはパニック。 え、え、え、そんなこと急に言わないでよー。 君と結婚する気はぜんぜんありません。 とりあえず折りたたんでポケットにしまう。 次には地下鉄に乗っていた。 友達が乗っていたので側に行って座ると、「かわってあげる、こっちのほうが良いでしょ?」 ちょっと戸惑っていると、「彼氏に近い側のほうが良いでしょ?」という。 彼女の言うほうを見ると野球のユニフォームを着て野球道具を持った人が扉の近くにいる。 誰? 野球選手らしいけど。 相手はあたしをよく知っているみたい... 成り行きと言うか、途中までは話しを合わせていた。 どうやら、あたしはこの人と婚約しているらしい。 さっき受け取った婚姻届、ポケットに感じている。 動物園に向かっていた。 婚姻届は記入していない。 なんて言ったら良いのかなぁ。 A君は待っていた。 チケットを受け取った時、他にも連れがいた。 2人の子供を連れた女の人。 誰? そのまま中のレストランに向かう。 「この人と結婚するから立会人になって欲しい」とA君は言う。 なんだ、そうか。 なんか安心。 だけど、普通先にその話して婚姻届を渡すでしょ? 紛らわしい... ユニフォームの彼と自然公園を歩いてた。 とうとう、「記憶喪失になってあなたがわからない」と言ってしまった。 だけど彼は動じない。 すべてをわかっているみたい。 で、誰なの? ってとこで目が覚めた。 なんで野球選手が出て来たのかというと、たぶん前日にヤワラちゃんのデート?を見たからだろう。 婚姻届って何? そんなに結婚願望強くない。 でも、これが正夢なんかだったら怖いなぁ。 野球選手の嫁には興味ないんだけどなぁ。 だって、大変じゃん。 選手の出来が奥さんにかかってくる。 毎日の食生活に保証は出来ません... |