TOKIのわがまま

〜 第61回 〜

<2001.2.4 公開>

 

じゃれるカップル
以前に比べて、街中カップル棲息率が高くなっている。 高校生も多いけど中学生、小学生なんてのも多くなってきている。 しかし、ちょっと行き過ぎでない?

カップルが街中にいること自体は、別に大したことじゃない。 さわやかな感じだと気にもならない。 だけど、どこでもじゃれてるのは行きすぎ。 じゃれ方も半端じゃない。 地下鉄で混んでいる時に座席を占有して膝枕なんてのやっているのに遭遇したことがある。 せめて公園でやってくれ。 ここまで目のやり場に困るほどのが行われると、ほんとお馬鹿。 

どこでもじゃれているカップルを「お馬鹿だ」と言うと、「相手がいないからわかんないの」というのもいる。 一方では「今までもてなかった人がうれしくてする行為」とも言われている。 じゃれてるカップルってどっちかっていうと恋愛に余裕がない感じがする。 今楽しまなきゃ、後がない感じ。 周りにうらやましいと思ってもらえないと自分達の恋愛が不安でたまらないように見える。 誰かに評価してもらえないとダメな恋愛なんて、大したことないと思うんだけど。 

二人の世界に入り込むのはいいけど、他の人に迷惑をかけちゃいけない。 老人を前にして優先座席を占有しているカップルは「お馬鹿」としかいえない。 二人もいるのにどっちも何も感じないのはダメじゃん。 二人の世界を作っているなら、立ち続けていてもそれほど苦じゃないでしょ。 やっぱり、混んでいる時にはお馬鹿カップルは座っちゃダメ! 込んでる時には電車も乗っちゃダメ! 邪魔だもん、なんか。 乗るならじゃれるな。

恋愛は今してないけど、しててもある程度の常識はある。 自分の恋愛を安売りだけはしたくない。 いい恋愛は高級品なんだから、そうそう簡単に外には出せない。 他人にタダでおいしいとこなんて見せてなんかやんない。 もったいないじゃん。 
2001.2.4

 

おいしく食べる
毎日、何かを食べている。 お腹がすいたのを満たすため。 口寂しいのを満たすため。毎日習慣として食べているだけかもしれない。 だけど、毎回おいしく食べることが出来ているのだろうか?

おししいものを食べれば、おいしいのは当たり前。 だけど、おいしいものをおいしく感じずに食べつづけていることもある。 味わうことをせずに、話しながら、TVを見ながら、ただなんとなく口に食べ物を運んでしまっている。 そういう時って義務的に食べたようで、ちゃんとした満足感が薄い。

体調が悪い時も、せっかくのおいしいものが味わえていない。 味がまったくしないこともあるし、異色のもの食べている感じに思えることもある。 もったいなと思うんだけど、体が受けつけていない感じ。 

おいしく食べるには、まず体が健康であること。 いつもおいしいものがおいしくない時はまず食べ物を疑ってしまうけど、体調も疑う必要があるみたい。 自覚なく体調が悪い場合がある。 

あと食べることにある程度集中できること。 多少の団欒や余所見があってもいいけど、これを味わうと思う時には食べ物に意識を集中させる。 カニを食べる時に静かになるのはカニを味わうという意識が強く出て、本能的に静かになってしまうのかも。 

最後には、どんな食材もおいしく料理する技術をもつこと。 おいしい食材をダメにしてしまったらどうしようもない。 おいしく作れる人をいつもそばに置くことは難しい。 それなら自分でおいしく調理する技術を取得したほうがいいかも。

お腹がすいた時に何かを食べることが出来るのは、幸せなことだ。 世界には毎日なにかを満足に食べられない人が沢山いる。 頭ではわかっているけど、裕福な国ではわがまま自由に、もったいない食べ方を続けている。 食べることを止めることは出来ないのだから、せめておいしい状態でおいしく食べていたい。 
2001.2.4

 

メール不精
最近、自分はメールを書かない人だと自覚し出した。 なんか書くことが億劫になる。 あー、そろそろかかなきゃと思えば思うほど、書くのが億劫になる。 これが手紙だとそう苦痛にはならない。 最近では書くことも少なくなったけど、文字を書く手紙が億劫だと思ったことはない。 

当初メールは相手の都合に合わせてみてもらうもの、即時性は要求されていなかった。 だけど、携帯が発達して、メールは電話に変わるものになってきている。 携帯でメールを経験した人にとってメールは即時性を要求するもの。 出したらすぐ帰ってくるのが当たり前になっている。 パソコンでメールをしている人にはちょっとついて行けない。

社内のメールでも即時性が要求されてきている。 来たメールに対して早く返信しないと仕事は進まないし、場合によっては仕事がなくなる。 相手の仕事の邪魔をしないはずのメールが仕事を束縛して行っている。

メールが嫌になってくるのは、即時性を要求されるからかも。 なんか束縛されてる感じがして憂鬱。 便利なんだけど、余裕がない。 「簡単に出せる」というのが逆に「何故出せないの」と聞かれているようで辛い。 たかがメールに自分が振りまわされるのも気に食わない。

そのうち、メールします...
2001.2.4

 

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2001/02/17.