TOKIのわがまま

〜 第42回 〜

<2000.5.14公開>

 

aikoの引力
aikoにちょっと、はまりかけている。 最初に見たのは「free beat!」にゲスト出演した時。 曲も初めて聞いた。 この子はなんだとちょっと思った。 だって初めて聞いた曲が「カブトムシ」だったし、KANさんにメロメロだったりしたから。

最初の出会いは「?」だった割に、印象としては悪くない。 KANさんが好きならメロメロだっても仕方ないし、そのパワーで実際同じ仕事をするようになってるんだから、ある意味すごいなと思ってしまう。 KANさんファンがプロになって有名になるって、ちょっとうれしい。 

その後「カブトムシ」を耳にすることが多くなり、チャートもそれなりに上にいた。 そんな時、fm802の「Act Against AIDS」のライブを見に行くことになり、生aikoを聞くことになった。 キーボードだけの演奏。 わずか2曲だけのちいさな出演だったけど、親しみやすい感じがした。

はまったかもと感じたのは「桜の時」。 あたしの好みの曲。 同じフレーズが頭の中を繰り返す。 思い出したかのように「カブトムシ」もまわっている。 この感覚って、KANさんの曲のはまり方に似ている。 最初聞いたときには、特に感じないんだけど、数日後には口ずさんでしまう。 声の感じもあたしの好きなもの。 雲をつきぬけるようなまっすぐに伸びるきれいな高音。 アルバム「桜の木の下で」は曲自体、一部KANさん風で、KANさんの曲に慣れ親しんでるあたしは聞きやすい。 もう、これははまる。

TVでみることも多くなって、やっぱり、親しみやすさは変わらない。 しゃべりも飾らない感じ。 関西系のノリといってしまえばそれまでだけど、何か引きつけられるものがある。 考えてみると関西にいたってことはKANさんのコンサートを同じ時に一緒の会場で見ていたかも知れない。 そう考えてもかなり親しみがわいてしまう。

じょじょにaikoの引力に引き寄せられているけど、なんだかちょっと気持ちいいかも。 
2000.5.13

 

口がたつ
あたしは口がたつ方らしい。 実際にはそうでもないと思っているんだけどね。

言いたいことをちゃんと言えているように見えるだけ。 実際にはちゃんと言えていない。 うまく言えないから、あたしが思っているのとは違う方向に話しが取られている。 そうじゃないんだけどと思うんだけど、たまに、まぁそれでもいいかと言いなおすことを辞めてしまう。

かなり無茶苦茶なことをそれらしく話ししている時は自分でも自分について行けなくなっている。 内容的に矛盾しているなと話しながら思うんだけど、とめることができない。 ちょっと厄介だったりする。 

ある程度、意見を語るというのは、あたし自身の元からのものじゃない。 なぜか小学校の頃から、生徒一人一人に意見を語らせる担任に当たることが多く、何か言わないとホームルームが終わらない。 前の人の言ったことを同じように言うには限界があり、自分の番になるまでにいろいろ考え直さないと行けなかった。

クラスだけならともかく、高校のクラブも話し合いの場が出来ることが多かった。 あたし自身が問題になっていることもあって、ある程度しゃべれないとダメだった。 ここでは大抵自滅していたんだけどね。 相手にとってはただの勝ち負けだけの口論。 1対複数だと、あたし自身の精神がまだちょっと持たなかった。 世の中にはあたし以上に口がたつ人間はいるんだから。

口論というと、なんかケンカみたいで怖いけど、実際はそうでもない場合もある。 どっちが悪いって物じゃなく、こういう考えもあるって意見を出すだけのもの。 この手のものはちょっと好きかもしれない。 自分の考えてなかったものが出てくるし、それに対してどこがわかってどこがわからないか考えて、妥協じゃないけど、自分の意見もいれて追及して行く。 良いものは吸収するし、気に入らないものは追及する。 相手を叩きのめしてやろうという気は滅多に起こらない。 相手にもよるんだけど。

あたしは口がたつというのは、そう見えるだけ。 よくよく聞いていると変な方向に話してるんだから。 まだまだ未熟なんだから。
2000.5.14

 

靴磨き
靴磨きは、めんどうだなぁと思うんだけど、やり始めるといろいろ凝ってしまう。

表面の汚れを落としてから、汚れ落としクリームでもう少し汚れを取り除く。 汚れが取れていないと、上から靴墨を塗ってもきれいにならない。 完全には無理だけど、出来る限りきれいに取り除く。

靴墨を塗るのも、ただ塗れば良いものじゃない。 たくさん塗ってしまうとべたべたして、足に靴墨がついたり、汚れを吸着したりして、あとあと嫌な思いをする。 少しの量をとって、できるだけ薄く延ばす。 色が取れているところは目立たなくなるように。 この時、かかとの部分とつま先は丁寧に伸ばしておく。

この後、磨き作業に入る。 靴墨を塗っただけでは輝きは出ない。 少し磨いただけでも、塗っただけの靴とくらべてもかなりきれいになる。 ここでかかととつま先を特にきれいに磨き上げる。 靴のメンテの様子で人を判断する人もいる。 まず第一印象はつま先からでしょう。 つま先に輝きがないといい服を着て良いもの持っていてもダメだそうだ。 かかとは後ろから見たときの印象。 後ろだからと安心していてはいけない。 かかともかなり有効なチェックポイントのよう。

あたし独自の靴磨きで、実際には間違っているかもしれない。 靴のメンテナンスはマメにしないといけない。 革靴は特に大変。 毎日のように履きつづけることはあまり良くない。 実際には靴を大事に出来てないんだけど。 

ピカピカに磨きのかかった靴を履くのはちょっと気分がいい。 磨きあがった靴を履く日は晴れた日がいい。 せっかく磨いたのに雨が降ったらかなしいでしょ。 
2000.5.14

 

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2000/05/27.