TOKIのわがまま

〜 第38回 〜

<2000.3.19 公開>

 

卓球
今、首都圏を中心に卓球ブームが起こっている。 前に卓球ブームが来たのはあたしが産まれる以前、何十年ぶりなことだそうだ。  

イメージは体育間の隅で練習しているのを見てるせいか、地味な感じ。 でも、実際の試合を見てみると、旅館でのスピード感がない卓球のイメージではない。 かなり攻撃的で、気が抜けない。 コートが小さい分、かなりの瞬発力も要るよう。 スポーツって感じがする。

卓球自体は、あんまり好きでない。 というより、大抵カモにされるのがわかっているほど下手なので、やってても楽しくない。 うまくなればちょっと違うんだろうけど。 昔行っていた英語塾で何ヶ月に一回、卓球大会をやっていた。 でもやったことないし、ルールもわからない、まわりはそうじゃない感じだったから、最初から勝ち目はない。 ただ憂鬱なだけだったかも。 

やっぱり、今でもやりたいとは思わない。 ただ、卓球ブームがすぐに終わってくれないかなぁとちょっと思う。
2000.3.19

 

五感を鍛えよう
味覚、聴覚、視覚、嗅覚、触覚。 あんまり意識はしていないんだけど、健康体であれば、とりあえずは備わっている感覚。 だけど、五感が備わっているといい様に思われるけど、役に立たなきゃ意味がない。

五感が備わっている=健康体であるというのは、間違ってないんだけど、それで安心してしまうのは不幸なことのように感じる。 五感に障害がある場合、それを補うように他の感覚が発達していることが多い。 視覚に障害がある場合、聴覚、嗅覚、触覚が発達している。 指先で点字を読み取ることが簡単に出来るものなんだろうか? 普通は表情で相手の感情を読み取るのに、聴覚で声の微妙な違いを感じ取っている。 健康体ってほんとに幸せなことなんだろうか?

ちょっと意識するだけで、五感は鍛えられる。 毎日何気なく食べてるものでも、原料を気にし始めるとちょっとづつわかり始める。 ワインなんて、その典型的なものじゃない? 音楽だって、普通はボーカルの声しか気にしていないのが、ベースの音を探り出したり、コーラスの声を気にしたりしたら、いつもより広がって聞こえてくる。 香水でも、興味を持つにつれて嗅ぎ分けることが出来る。 

今の日本では、危険にさらされることがあまりない。 外国の人達に比べると五感は鈍くなっているよう。 五感が鍛えられていると、危険な状態に陥ることが防げるのではないだろうか? 

五感が鍛えられると、そのうち、もう一つの感覚が出て来たりして?
2000.3.19

 

憂鬱な気持ち
最近、ちょっと憂鬱な気持ちになる。 なにが原因というわけでもなく、ただなんかすっきりしない。 無気力のように何もしたくないという感じではない。 どっちかっていうと、やりたいことはあるんだけど、なんか前に進めない感じ。

なにかあせっているわけでもなく、時間的余裕がないわけでもない。 何から始めたらいいかわからない。 ただ、それだけのことなんだけど、何処かで何かがひっかかている。 不安な気持ちがあるのか? ただ、感としてそっちの方向に進めないだけなのか? はっきりしないから、余計に憂鬱になる。 

考えたり悩んだりしているだけ、まだましなんだろうけど、集中力が持続しないから他に影響が出てちょっと困る。 無気力より原因がまだはっきりしている分、気晴らしのようなちょっとしたことで回復することができない。 問題が解決しなきゃ、憂鬱なまま。 ちょっとタチが悪いんじゃない?

自分に何らかのプレッシャーをかけるから、つらいんだろうけど、でも、そうでもしなきゃ動かないあたしがいる。 やりたいことをすべて一度キャンセルしたら楽になれる。 どっかでわかってるんだろうけど、あきらめきれないあたしもいる。 

憂鬱な気持ちは、自分自身が落ち着くまで続きそう。
2000.3.19

 

[History]


http://www.ne.jp/asahi/toki/times/ 
Update : 2000/04/02.