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平成22年度 団地社協事業活動の方針

はじめに
常盤平団地がこの1月12日総務大臣表彰を受賞。この受賞理由に象徴されているように、団地ぐるみで推進している孤独死防止の取り組みは、いまでは全国的に注目されています。とくに「孤独死ゼロ作戦」の普及、いきいきサロンの常設、団地自治会会報「ときわだいら」の46年間に及ぶ継続発行が高く評価されているのです。このことは「地域福祉の課題は地域の重要なテーマ」になりうることを証明しています。
 今年は「団地50周年の年」。新しい時代を切り開き、少子・高齢化という地域の動向に真正面から取り組み、高齢者はもとより、子どもからお年寄りまで団地住民の「安心」「安全」を守り住みよい住環境のもとで住み続けられる、これは地域福祉の基本的な視点です。この基本的な理念をきちんと踏まえ、取り組みます。
 とくに「孤独死の課題を地域福祉の重要なテーマとしてとらえている」ことは、国を動かした原動力になっています。しかも「地域コミュニティーの再生」に寄与していると評価されているのです。
 これまでの経験をさらに活かして、団地自治会、団地社協、NPO法人孤独死ゼロ研究会が協力協調しあって、地域コミュニティーの再生と地域福祉という住民の幸せづくりに務めることに全力をつくすことが重要です。とくに「地域福祉の合い言葉」を実行課題とします。
以上の視点に立って取り組み、今年度の事業活動の方針は以下の通りです。


1.孤独死ゼロ作戦の推進
 1)孤独死ゼロ作戦の取り組みと普及
 2)「中沢講演」等の支援
 3)いきいきサロン常設と運営の円滑化
 4)いきいきサロンの視察見学への対応
 5)見守り、安否確認の積極的な推進
 6)冊子の発行等の宣伝活動の推進
 7)孤独死を考えるシンポジウムの開催
 8)NPO孤独死ゼロ研究会の支援
 9)孤独死データの要請と活用
10)地域ぐるみの地域の合い言葉の実行

2.NPO孤独死ゼロ研究会の育成支援
 1)団地社協と研究会の連携支援
 2)研究会の事業推進の支援
 3)孤独死、孤独死予備軍等の調査・研究普及の推進
 4)研究会の事業センターとその一体的運営
 5)会報「みんなのひろば」の活用

3.団地社協、団地自治会、団地民児協の一体感の醸
 成

 1)孤独死ゼロ作戦の推進
 2)研究会の事業推進の支援
 3)年間行事等の協働の推進
 4)関係団体との協力、支援
 5)民生・児童委員活動への支援協力
 6)高齢者支援連絡会
 7)いきいき健康教室

4.「団地50周年記念事業」への協力
 1)モニュメントの設置
 2)祝賀会の開催
 3)記念誌発行
 4)その他

5.ふれあい会食会の開催(年間10回開催)
6.いきいき大学の開催(年間10回開催)
7.ふれあいサロンの開催(年間10回開催)
8.ホームヘルプ事業
9.電話相談事業の推進
  ・電話相談
  ・対面相談

10.子育て支援事業の推進
11.第15回健康福祉フェアの開催
12.第42回常盤平団地敬老の集い開催
−9月15日(水)
13.第四回常盤平団地けやきまつり共催
14.孤独死を考えるシンポジウムの開催
15.もちつきフェアの共催
16.新年賀詞交歓会の共催
17.団地自治会主催の夏まつり盆踊り大会、スポーツフェ
 ア、常盤平けやきまつりの後援

   期日  (常盤平けやきまつり)
   期日  (夏まつり盆踊り大会)
   期日  (スポーツフェア)

18.宣伝活動の推進
 1)「福祉ネットワーク」の発行
 2)事務局ニュースの発行
 3)各種冊子の発行
 4)「ときわだいら」への原稿執筆
 5)マスコミ機関への協力
 6)掲示板の活用
 7)「地域の合い言葉」の看板設置
 8)その他

19.防災対策(団地自治会との協働)
 1)自主防災組織の補充
 2)災害弱者マップの作成
 3)関係団体との協働

20.「日中友好サロン」(仮称)設置、協力
21.団地自治会と淑徳大学の提携事業に対する協力
22.その他、必要な活動