そこには住むな!助けは来るのか?東海地震・南海地震・東南海地震は一緒にやって来る。
これで安心、大地震から生き残るポイント 「地震災害軽減研究会」
※吉嶺充俊 氏撮影
超巨大地震・
東海地震から生き残るには
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いつ発生してもおかしくないと言われる東海・南海・南西地震。この地震の発生域は日本の太平洋ベルト地帯を襲うM8以上の恐るべき巨大地震です。交通機関の被害だけでも新幹線、東名高速道路など、日本の基幹動脈が全滅するのは間違いありません。
また、震源上の静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所は出力約500万KWの日本最大の原発で、地震によってこれがメルトダウン(炉心溶解)した場合には、数千万人が被爆し、正に日本全体が再起不能の状態に陥る可能性があると言われています(他の原発も同様ですが)。奇跡的にメルトダウンが起きなかったとしても、地震をきっかけに、一千兆円と言われる膨大な財政赤字
を抱える円が暴落し、日本が破滅することは必至かと思います。
どう転んでも未曾有の不幸を日本に呼び込む恐るべき東海(南海・東南海地震)について、どう備えたら良いか気になる情報を集めてみました。
【T】超巨大地震が迫っている
●約150年周期の超巨大地震が迫っている。東海・南海・東南海地震はほとんど連続して起こっている→東海地震と東南海地震/
発生が遅れるほど歪みが蓄積して地震が大きくなる点が→巨大な火災/
全国地震動予測図/
、やり過ごせば良い台風とは根本的に違います。
@宝永東海・南海大地震 M8.4(1707年)
東南の方おびただしく鳴りて、大地振るひいづ。その揺りわたること、天地も一つに成りかと思わる。大地二三尺(60〜90cm)に割れ、水涌き出、山崩れ、人家将棋倒し見るがごとし。
諸人広場に走り出る。五人、七人手に手を取り組みと言えども、うつ伏しに倒れ、三四間(5〜7m)の内を転ばし、あるいは仰けに成り、またうつ伏しになりて、逃げ走ること、たやすからず。半時(一時間)ばかり大揺りありて、しばらく止まる。この間に男女気を失うもの数知らず、またしばらくして、揺り出し、止みては揺る。幾度という限りなし。凡そ一時(二時間)のうち六七度揺り、止まりたる間も、筏に乗りたる如くにて、大地定まらず。割れ裂けたる所より、泥水涌き出、世界も今沈むようにぞ覚ゆ。・・・一ヶ月後富士山も噴火する。・・・『東京圏直下大地震が迫る 力武常次 講談社』 ※室戸、串本、御前崎では地盤が1〜2m跳ね上がった。
A関東大地震 M7.9(1923年)
地震のとき、石橋博士と私(ラングフォード)は岬の水溜まりの一つで貝を採集していた。衝撃は全く警告なしにやってきて、博士は仰向けに水溜まりの中に投げ出され、私は水溜まりの縁の背をまたぐように放り出された。衝撃は直下からやってきて、私たちをはずませ続けた。感知できるような横揺れはなかった。地中深く大量のダイナマイトが爆発するような鈍いドスンという音がし続けた。
・・・『東京圏直下大地震が迫る 力武常次 講談社』 ※房総半島は大正関東大地震では最大2m、元禄関東大地震では最大5m跳ね上がった。
※手前と遠方の堰堤の大きな落差。吉嶺充俊 氏撮影:台湾中部地震
【U】過去の大地震被害例
●関東大震災による各地域の写真→国立科学博物館
●台湾地震での被害と大きな地盤のずれ→台湾中部地震
●震源域では、震動だけではく、地盤そのものが何メートルも跳ね上げられ、放り出される。→
関東地震の地表変動
●稲むらの火→濱口梧陵(儀兵衛)/
●富士山も噴火する→富士山噴火史/
元禄関東地震・宝永東海地震と富士山噴火/
富士山噴火ハザードマップ/
●巨大地震被害予想:あまりに少なくないか?新幹線脱線だけでも数万人死亡しないか?→東海・南海・東南海地震被害想定/
首都直下型地震被害想定
【V】東海地震の前兆
●東海地方の最近の地殻変動→東海地方の最新地盤挙動
●浜名湖周辺ではスロースリップと言われるゆっくりした滑りが多発している→非定常地殻変動の分布
素人考えでは、スロースリップが生ずることは歪みを解放する効果があるとも言えるし、歪みの蓄積が限界に近づいているとも考えられます。
●長期の地殻変動→東海地方の長期地盤挙動
【W】地震予知一般
●過去の大地震の前兆記録→地震となまず
●一般的予兆の例→地震の前兆現象
●電磁波と地震の関係→電磁波観測
●地殻は繋がっているのを実感する地下水位変化→地下水位観測
現状これと言った予知方法はないようです。地殻変動のデータは集積されても、今まで一度も予知出来なかったことを考えると、予知できないと考えるのが妥当と思われます。
【X】地震への備え
日本ではどこにいても必ず遭遇する地震。出来ることから手を打つ必要があります。思いつくものを列挙してみます。
@原発から離れた所に住む、勤務する。
地震より怖いのは大地震で原発がメルトダウンすることです。特に東海地域は陸地部分が東海地震の震源域の直上にあり(滑り面の上)、沈み込んでいた地殻が破壊的に復元し、広範な地盤と一緒に原子力発電所が数メートル跳ね上げられる可能性があることです(宝永大地震では御前崎は1〜2m跳ね上り、南方向にも数メートル跳ね出された)。こうなると、原発に大変な衝撃を与えることになり、メルトダウンが起きないのが不思議となります(跳ね上がると言うことは、原発を空中から落とすと考えると被害を実感し易くなると思います)。地震そのものの被害より恐ろしいことになる可能性大です。
原発から200km程度離れるのが望ましいと思いますが、日本では不可能です(日本の原発立地)。
御前崎にある浜岡原発
○チェルノブイリ原発事故
チェルノブイリ爆発事故/
チェルノブイリ汚染範囲/
チェルノブイリ原発事故:動画1/
動画2/
動画3/
○地震がなくても無数にある原子力事故
原子力発電事故例/
もんじゅナトリウム事故/
美浜蒸気配管破裂事故/
タービン羽根多数に欠陥・破損/
JCO東海村事故大内さん闘病記録/
東海村JCO臨界事故/
○原発事故があったら
浜岡原発で大事故が起きたら/
放射能を知ろう/
ガイガーカウンター/
一日で東京まで到達する放射能
○原発にNO!
地震国日本の原発は本当に危険です。地震予知連の元会長も反対しております(茂木清夫氏/
石橋克彦氏/)。
原発震災を防ぐ全国署名/
100万人署名用紙/
電力需要のピークは一瞬なので、太陽光発電、超小型水力発電あるいは送電網の効率化で対応出来るのではないでしょうか?
A海岸・河川・崖地近くに住まない。
海岸・河川は津波の危険があり大変危険です。津波シミュレーター/で確認しましょう。下町のゼロメートル地帯も危険です。崖地上下も危険です。
B危険施設周辺に住まない
危険施設周辺には住まないようにしましょう。
・化学工場周辺
・ガスタンク、ガソリンスタンド周辺
・鉄道周辺は多重脱線・衝突の大惨事があちこちで起きる可能性があります。新幹線沿線なら数百メートル離れる必要があると思います。
・災害が起きないと分からない施設もあると思いますが、想像力を働かせて危険予知しましょう。
C家屋密集地帯に住まない
家屋密集地帯は火災の危険があります。例え超高層マンションであっても、周辺が木造家屋の密集地帯であれば延焼する可能性があります。特に細い路地が続くような場所では地震以外でも大火災となる可能性があります。
Dタワーマンション上階に住まない
エレベーターが停止すると、タワーマンション上階まで上がることは困難です。せいぜい15階程度でないと一日何度かの昇降は無理でしょう。
万一遠方で大地震が発生した場合はタワーマンションは長周期地震に襲われます(2008年1月長周期地震動実験を見て下さい(Eディフェンス))。上階の揺れは数mから5,6mに達すると予想されます。窓を突き破って家具が落下することも考えられます。バルコニー付きのタワーマンションの方が安全化かも知れません。
Eその他自分で出来る対策
●耐震性のある建物に建て替える できれば立替が一番。この際免震、制震対応のものとすれば、より安全になる可能性は高い。
●免震マンションに住み替える 低層のマンションであれば免震マンションに住み替える。但し、軟弱地盤に建つ免震マンションは、長周期地震には適さない可能性がある。
●制震マンションに住み替える 高層マンションでは制震設備がないと危険である。
●耐震補強をする 耐震壁で補強する。木造などでは制震と併用する方が安全かも知れない。自宅で圧死しては話にならない。
●耐震部屋を設置する 家がつぶれても大丈夫なスペースを作る(耐震ベッド/耐震部屋/)。
●食料、水の確保 通常用意出来るのは、2,3日分の飲み水や食料を確保するのが精一杯であるが、超大型地震の場合、救援までに二週間〜一ヶ月程度の日数を要する可能性がある。都市以外でも水道施設が破壊され、長期に渡って断水する可能性が高いため、家庭にも多めの飲料・便所用水をストックする必要がある。
●雨水貯留タンクを用意する 風呂水を溜め置いたとしても直ぐ底を突く。雨水を溜めるタンクがあれば、雨さえ降れば便所用水を長期的に確保出来る。
●太陽光発電機を用意する インフラが破壊されたときに備え、低容量でも良いので太陽電池などの簡易発電設備を用意する。例えわずかな電力でもあると無いとでは大違いである。電気が無くては携帯もほとんど役に立たない。
●家具の転倒防止 マンション・戸建てを問わず、あらゆる家具に転倒防止器具を取り付ける。家が倒壊しない範囲では、大型地震では家具の転倒が最も危険。
●家具を減らす 転倒防止も大切だが、それより家具を減らす。家具を減らしてシンプルライフとするのが一番。戸建て住宅・マンションを問わず、家具は少ないほど良い。
●工具を屋外の物置にも保管する 万一家がつぶれても使用できる場所にノコギリ、バールなどの工具を保管する。できれば食料、マッチなども保管する。
●テントを用意する 車に泊まらなくても良いよう、三四人用のテントを用意しておく。
●家庭用非常照明を用意する 非常照明を用意する。従来の電球ではなく、長時間発光する、発光ダイオードを使用したものとする。出来れば、停電した瞬間に点灯するものとする。停電が長期化した場合に備えて太陽光発電ユニットなども用意する。手回し発電機でも役に立つかも知れない。
●携行用非常照明を用意する 発光ダイオードを使用した小型の懐中電灯を鞄の中に入れ、常時携行する。
●貴重品を貸金庫などに入れる 耐震性の高い住宅などでも火災により延焼する可能性は高い。耐火性の高い建物の中にある貸金庫などに貴重品を預ける。但し、小さな建物にある貸金は類焼する可能性が高い。
●貴重品を地中に埋める 一部貴重品を地中に埋める。家族も忘れてしまったり、盗難の危険があるが、一戸建てでは地中の方が火災には強い。家庭用金庫は大火の時は焼け落ちる可能性が高い。
●避難場所を確認しておく 家族で避難場所を確認しておく。避難場所へ行かないと援助を受けられないケースが多い。但し、都会では対象となる人数が多すぎ、とても対応出来ない場合も予想される。
●家族の集合場所、連絡先を決めておく 自宅が倒壊したり、延焼したときのことを考えて、家族共通の連絡先を決めておく。
●避難ルートを確認しておく 避難場所に至るルートを家族で確認しておく。建物の倒壊や火災によってルートが全く機能しないケースも想定される。
●会社に残るか、家に帰るか考えておく サラリーマンの場合、地震発生時に自分の家に帰るよりも、会社に残らざるを得ないケースも考えられる。常日頃から自分の取るべき行動を考えておく。
●帰宅ルートを確認する 会社などからの帰宅ルートを確認しておく。都会では電車が利用できなくなれば、帰宅ルートが分からない。
●会社に折りたたみ自転車などを置く。 大地震があれば、ほとんどの鉄道、道路が通行不能になる可能性が高い。会社などに折りたたみ自転車を用意しておくのも有効。
●現金を用意しておく 緊急時には現金以外使えない可能性が高い。5〜10万円程度の現金を常時用意しておく。
●・・・。
F行政に委ねる対策
●原子力発電所の免震・制震化 地震国で原子力発電所を建設する限り、原子力発電所全体を免震・制震化することは不可欠と考えられる。
●高速道路の耐震化 トンネル出入口(土砂落下防止)や高速道路を跨ぐオーバーブリッジ(市町村道の橋は補強されていない)などの補強を行う。ノリ面の補強や傾斜を緩くすることも必要。トンネルの出入り口で土砂が崩落したり、補強されていないオーバーブリッジが落下して、地震と同時に至る所で通行が遮断される可能性が高い。
東名や阪神などの基幹高速道路は、最優先で交通が遮断されないような改修が必要かと思う。本来、第二東名などは災害復旧道路として、あらゆる構造を地震に強い構造として設計されるべきであったと思う。
●新幹線、鉄道の耐震化、脱線防止対策 トンネル出入口の補強(土砂落下防止)、車線間の脱線防止隔壁またはそれに代わるもの、オーバーブリッジ補強(市町村道の橋は補強されていない)を行う。ノリ面の補強も必要。
阪神大地震での電車脱線率は80%であったが、早朝であったため、大事には至らなかった。沈み込み型破壊の東海地震では、地盤の圧力が解放された反動で車両が数十センチ〜数メートル跳ね上げられ、至る所で衝突や、沿線に飛び込む大事故が発生する可能性が高い。
鉄道各社は、無意味な速度競争を止め、十〜二十年くらい掛けて脱線防止対策を講ずる必要がある。特に複数の路線が並行して走る区間では、多重衝突が起きないよう、コンクリート壁で区画するなどの対策が必要ではないかと思う。
●電線、電柱の地中埋設 電線の地中埋設化または電柱の補強を行う。無数の電柱が倒壊し、家屋や人をつぶしたり、交通を遮断するのは必至である。
●油タンクの耐震化 油タンクは地震が来れば破損、炎上し、手が付けられなくなるのは間違いない。油タンクや危険物製造設備などこそ免震や制震技術が有効ではないだろうか。但し、短周期・長周期両方に対応できるものとしないと却って被害が大きくなる可能性もある。
●スーパー堤防の推進 液状化による堤防の決壊を防ぐために、より大型の堤防に改修すべきである。これは大変困難と思うが、都内ゼロメートル地帯の中小運河堤防の耐震化も急務と思う。
●海からの救援対策 現状では、陸の交通機関はほぼ壊滅する可能性が高い。海から大型のホバークラフトのようなもので救援できる対策が必要ではなかろうか。
●前面道路の拡張 長期的視野で道路を拡張する。生活道路で最低限4m以上の確保及び、繁華な通りは6m以上とする。基準以上に道路後退した場合、容積率のボーナスを増やせば、十年、二十年後にはかなりの道路が拡張される。
●建物耐震化への誘導 特に戸建て建築への耐震補強・建て替え・取り壊しへの補助を行う(現状は静岡県ですら数十万円の補助金。これでは何も変わらない。数百万円は必要)。つぶれた家屋の復旧に比べれば、遙かに安上がりのはずである。※本当は、バブル崩壊後の内需拡大策として、ここに金を使うべきだった。公共建物のようにその後も膨大な維持費がかかるようなことはない。
●耐震性のないサッシの更新 ビルなどの耐震性のない古いサッシの耐震化を義務付ける。これも五年、十年の猶予期間があったとしても実施するべきである。
●全面ガラス貼り建物の制限 ガラスのファサードだから危険とは言えないが、地震国日本ではある程度の制限があってもおかしくないのではないか。
●ビルの看板撤去 落下の危険がある大型の看板、ネオンサインを認めない。新規は認めず、既にあるものは十年ほど掛けて全面禁止とする。
●外壁付けエアコン室外機の撤去 エアコンの室外機は、看板より安易に取り付けられており、危険性が高い。新規は認めず、既にあるものは十年ほど掛けて全面禁止とする。やる気さえあれば直ぐ出来る。
●・・・。
【Y】その他
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以上思いつくままに対策等列挙してみました。少しでも参考になれば幸いです。
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