まるたか
(酒亭)
241-3439
中央区日本橋本町1−3
〔味〕
★★★★★
〔値段〕
★★★★
〔サービス〕
★★★★
三越と旧魚河岸河岸の間の、教えるのに当惑すような小路の奥にある。
下町の伝統の、なにげないお惣菜で、いい菊正を飲ませる家。
カウンターと卓で、客は十五人しか入れない。名士、有名人の顔もみえるが、フリのお客にも丁寧だ。
夫婦に女のひと一人の店だが、よくイキの合った下町夫婦の見本みたい。おじさんの方は落語の文楽師匠のタイプで、もう一寸いい位だ。
一種の名人顔というか、味の王様のような顔である。関西だと神戸の青辰、船場の丸治のオヤジさん式の顔。ここのご主人もじつに、うまいものを作ってくれそうな顔なのだ。
はんぺん、あじ酢、里いも煮、野菜うま煮……。お惣菜といっても、玄人の念をいれた品で、揚出しなどの豆腐料理がいつも何かあり、楽しみ。上等の鮭もある。
満員で入れない場合もある。
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メニューの一部
一品 ¥200〜
刺身 時価
あじ酢 ¥450
半ぺん ¥200
いり豆腐 ¥200
酒「菊正宗」樽特 ¥250
営業時間
11時30分〜12時30分
17時〜20時
定休日 日曜・祭日