開設日 1998年10月15日
最終更新日 1998年10月15日


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エゥーゴ


反地球連邦政府組織 ( Anti-Earth.United.Nation-Government )
通称”エゥーゴ”

1年戦争終結後もデラーズフリート等の 反地球連邦勢力は消えることなく存在していた。それらジオンの残党狩りの名目でジャミトフハイマンによって結成されたティターンズは、全てアースノイドのエリートで構成され、徹底的な選民思想が植え付けられていた。実際、この部隊の目的は武力によるスペースノイドの支配である。連邦は次第にティターンズ化され、その勢力は日増しに大きくなっていった。

0085年サイド1の13バンチ。地球連邦に対するデモを行っていた住民が毒ガスにより皆殺しにあった「13バンチ事件」を契機に宇宙に拠点を持つ民間企業が出資者となり、連邦軍人、民間人の志願者が集まりエゥーゴを結成した。中心人物は元地球連邦軍人のブレックス・フォーラ。そこにはガンダリウム合金をもったクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)の姿もあった。ちなみに、エゥーゴの最大の出資社はアナハイム・エレクトロニクス社であり、連邦にMSを提供しながら裏でエゥーゴのMSも生産していた。

RMS-099 リック・ディアス

アナハイム社がエゥーゴ用に開発した最初の機体。正式なコードはMSA-099。連邦をごまかすために今のコードにされた。ジオンの技術者が中心で開発したためそのスタイルは MS-06(ドム)に酷似している。そして、装甲にガンダリウムγを用いたため、”ガンマ・ガンダム”と呼ばれていたがシャアによって、喜望峰の発見者”バーソロミュー・ディアス”にちなんでリック・ディアスと変更した。本来の機体色はネービーブルーだが、画像はシャア専用機カラー。

・SPEC・
頭頂高/18.7m 本体重量/32.2t 全備重量/54.7t ジェネレーター出力/1833kw
スラスター総推力/74800kg アポジモーター数/?
装甲材質/ガンダリウム合金
武装/バルカンファランクス×1、クレイバズーカ×1、ビームピストル×2、ビームサーベル×1

RX-178 ガンダムMK-U

連邦軍内のティターンズがグリプスで製作した名機RX-78の正式後継機。ダークブルーの機体色で3体生産されたがフレーム材質の問題により量産はされなかった。試作機のうち1機はエゥーゴに略奪され、RX-78と同様のトリコロールカラーに塗り直され、以後、我らが知っている大活躍を見せる。カミーユが、かっぱらったんだよねー。

・SPEC・
頭頂高/.18.5m 本体重量/33.4t 全備重量/54.1t ジェネレーター出力/1930kw
スラスター総推力/81200kg アポジモーター数/?
装甲材質/チタン合金セラミック複合材
武装/ビームライフル×1、バルカンポッド×1、シールド×1、ビームサーベル×2 、ハイパーバズーカ×1
追加武装/専用フライングアーマー、FXA-05D Gディフェンサー

RGM-79R ジムU

1年戦争末期に大量生産されたRGM-78(ジム)の後継機。360°リニアシートが採用されている。武装もビームライフルに代わっているが、やられ役の感がぬぐえない。連邦とエゥーゴ両隊に使われており、画像は連邦用。エゥーゴ用は赤の部分が緑。

・SPEC・
頭頂高/18.1m 本体重量/40.5t 全備重量/58.7t ジェネレーター出力/1518kw
スラスター総推力/62000kg アポジモーター数/?
装甲材質/チタン合金セラミック複合材
武装/頭部バルカン×2、ビームライフル×1、シールド×1、ビームサーベル×1

MSA-003 ネモ

RGM-78Rの発展期として設計された、エゥーゴ専用の量産型MS。ガンダリウム合金採用で 宇宙での運動性が格段に上がっている。ジャブロー降下作戦ではRGM-78Rより大量に投下されている。だが、量産を優先したため武装は他のMSの流用となっている。

・SPEC・
頭頂高/18.5m 本体重量/36.2t 全備重量/55.6t ジェネレーター出力/1620kw
スラスター総推力/72800kg アポジモーター数/?
装甲材質/ガンダリウム合金
武装/ビームライフル×1、頭部バルカン×2、シールド×1、ビームサーベル×2

第2世代のMS

1年戦争時の「第1世代MS」と、これらグリプス戦争時の「第2世代MS」を比較すると、
@リニアシート・360°全天周囲モニターを装備。
A内骨格システム、ムーバルフレーム。
Bガンダリム合金の仕様による、強度アップと軽装化。
があげられる。これらの特色の利点を生かしグリプス戦記中期からはTMS(トランスフォーム・モビル・スーツ)が誕生することになる。

また、エゥーゴ、協力組織カラバのMSは連邦より優秀なジオン系のメカニック者が多かったため、RMS-0099やMSK-008(ディジェ)の様に1年戦争時のジオンのMSを彷彿させるイメージの物がみられる。

ちなみに、地球連邦のMSの形式番号の決めかたは、
試作機をRX-■■■。量産機をRMS-■■■。

上二桁開発地
10グラナダ
11ルナ・ツー
12コンペイトウ(ソロモン)
13旧ア・バオ・アクー
14ペズン
15ニューギニア
16キリマンジェロ
17グリスプ
18ジャブロー
19ジャブロー

下一桁は、開発順番である。
つまり、RX-178ガンダムMkUはグリプスで8番目に生産された連邦の試作機と読める。
RMS-106ハイザックはグラナダで6番目に生産された連邦の量産機である。こういうのって面白いよね。


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