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  砂中記



砂のかぎりもない肢体のなかわれひとりなる


夜が砂丘に愛撫というほどの風をもよおす


砂丘余熱 月が撒水いたします


心に銃座 ぼくからでていくぼくをうつ

    
分解したいもの埋めます 夜よりも砂の体温