丸窓電車にコトコト揺られ、最初に訪問したのが、上田原電車区。
昇圧前、最後の”年末年始特別警戒”の最中であった。
木造の車庫には、経歴の異なる”ツワモノ”が、静かに車体を休めていた。




”モハ5252”、丸窓電車が、上田に向かって走り去る。

左手の車両は、昭和54年に東急からやってきた、デハ3310。
東急標準型全金車体のクハ3772と組んで、上田⇔中塩田の区間運用で活躍していた。
東急時代のままのグリーン色は、異色の存在であった。



クハの解体シーンに遭遇。切り取られた前面がむなしい・・・

木造の有蓋・無蓋車、そして古典台車の3点セット!

上田原電車区名物、木造ダブルルーフの元信濃鉄道車。

元真田・傍陽線の車両の中には、”そえひ”の駅名板が・・・


 上田交通 別所線
 No.2