鉄道を廃止に追いやった張本人の朽ち行く姿と、廃止間近の木島線。
一見、長閑な光景だが、なんとも複雑な気持ちになります・・・


木島線は、ワンマン運転、駅の無人化など、
徹底した合理化でモータリゼーションの波に対抗してきた。
しかし、沿線自治体・県の更なる援助が望めず、乗客減、施設の老巧化等も進んでいる事から、
2002年3月末日を持って、大正14年から走り続けてきた歴史に、幕を閉じることとなった。


もう二度と向かえることのない最後の夏を、
眩しい輝きを放ちながら、銀色電車は駆け抜けていく・・・
”長野電鉄 木島線” さようなら。そして、長い間ご苦労さまでした。

END



 長野電鉄木島線 No.6