2002年8月31日、名鉄いや、日本鉄道界の至宝ともいえる名車が引退した。
名古屋鉄道3400系、通称”いもむし”。

昭和12(1937)年のデビュー以来、65年間にわたり活躍してきた同車。
昭和10年、名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併し、名古屋鉄道が誕生した後、初めて新造した車輛であった。
優美な流線形の車体に転換クロスシートを装備、そのスタイリングは、見るもの全てを魅了した・・・

私が”いもむし”に乗りにいったのが、1990年8月。
当時19歳の私は、鉄道写真から遠ざかっていた時期でありまして、、、
”明治村&犬山城”の建築物のレポート取材の為の訪問で、”いもむし”撮影は二の次でありました。

3400系の走行写真が撮影できなかったのが、今となっては大変悔やまれます。。。

辛うじてフィルムに残っていた風景、
”流線型の展望風景と車内の様子”を中心にご覧ください!!



<当時、”モ811”(元名岐鉄道、昭和10年製造)と連結し、動態保存的な運用が組まれていました。>

さよなら「いもむし」 No.1