復活したC108。その車体の状況は、長年の休車にもかかわらず、非常に良好なものであった。
いかに、ラサ工業がこのSLに愛情を注いできたのかが、一目でわかった。

そして、そのSL運行を支えていた人達。
年配の方がほとんどであったが、
昔を懐かしむように、生き生きとC108を動かしていた。

イベントの結果は、思ったほどの成果を上げられなかったが、
この宮古市による復活運転があったからこそ、今日の大井川鉄道でのC108の活躍があるのだと思う。
復活に携わった方々、運行を支えた方々、ラサ工業に敬意を表したい。
いつの日か、大井川鉄道へC108に再会しに行こうと思う。

C108は、多くの人々に愛されながら、21世紀も煙を上げ続けている・・・

END


 宮古のC108 No.5