足尾線


上神梅-水沼 昭和60年11月14日 Nikon FE2 50mmf1.4 FUJIFILM RD

足尾線、現わたらせ渓谷鐵道は、桐生と間藤を結ぶ44.1kmの路線である。
終始、渡良瀬川に寄り添うように路線が敷設されており、渓谷美の車窓が大変素晴らしい。
「足尾銅山」の為に開通した路線といっても過言ではなく、貨物輸送が中心の路線であった。
渓谷を走るC12重連の貨物列車は、多くの人々の記憶に残っている事であろう。


この路線の歴史を簡単に説明しよう。
明治44年に足尾鉄道株式会社により「桐生(新新田)-大間々」間が開通。
大正元年に「大間々-神土」、大正3年に間藤まで全線開通した。
昭和61年、古河鉱業の事業縮小に伴い貨物輸送を廃止し、トラックに転換。
昭和62年4月1日、JR東日本に引継ぎ。
平成元年3月29日に、第三セクター”わたらせ渓谷鐵道”に引継ぎ、現在に至っている。

それでは、渡良瀬川の渓谷美と足尾駅の貨物風景をご覧ください!

足尾線